ユニークスタイルテニスアカデミー

from　佐藤


全仏オープンテニスが始まっています。


今回は、フェデラーが腰痛の
完治をしていないため、欠場しています。


また、地元選手のモンフィスも
ウィルス感染で棄権になっています。


そして、この大会は過去に数々の
波乱があった大会でもあります。


なので、ビック３のジョコビッチ、
マレー、ナダル以外の優勝の可能性も高くなります。


そして、錦織選手の活躍を、優勝を
日本中が期待していると思います。


また、ダニエル太郎選手も
過去最高ランキングで今大会挑んでいます。

中学生の頃からスペインに移住して
サフィン、フェレーロといったトップ選手を
間近に観れる環境で練習をしていたそうです。


クレーコートで育っているので
今回の全仏オープンで勝利することも期待されます。


そのダニエル太郎選手が
プロ選手としてフューチャーズを出始めたころ


スペインに行って２週間だけ、
大会を帯同したことがあります。


その頃はランキングは600位くらいで
プロとして生き残れるかわからない状況でした。


それから５年ぐらい経ったと思いますが、
今ではランキング87位になっています。


グランドスラムにストレートインして
しっかり、プロとして生き残っています。


小学生の頃の彼を観ていたので
まさか、グランドスラムで戦うとは
想像していませんでした。


ただ、帯同して気付いたことがあります。


取組んでいることが
シンプルということです。

相手のバックハンドを狙って、
甘くなった返球をフォアハンドに回り込み
オープンコートを狙う。

それを繰り返して、相手のミスを誘い
相手を崩していくプレースタイルでした。

今もそのスタイルが変わってないと思いますが、
その各ショットのスキルがレベルアップしていると思います。

同じことを繰り返すことで、
サーブ、フォア、バックなど質が高くなり、
グランドスラムで戦えるスキルを身に付けた。

きっと、プロになった当初から
計画通りに進めてきたことだと思います。


彼の歩みを見続けると、
「継続力」が成功になっていると思います。

今のジュニアに必要な
長期的な「継続力」だと思います。

彼の全仏オープンの戦いを
楽しみにしています。