【メルマガ】低年齢からテニスをしている子供のクセとは?

今日は僕が執筆している  
「お父さんのためのテニス教室」のメルマガをご紹介します。   
 

佐藤●お父さんのためのテニス教室メルマガ 
●2013年10月16日号 
 

低年齢からテニスをしているジュニアに
グリップの握りが厚い持ち方の子が多くいます。


いわゆる、フルウェスタングリップです。


どうしてそうなるのか?
簡単に言えば、「持ちやすいから」だと思います。


脇を閉めてラケットを支えるのが楽で
ボールを打ち返すのに力が入りやすいからでしょう。


何故そうなるのか?


道具の問題が大きいと思います。


大人と同じラケットで遊び、
大人と同じボールを打つからです。

親がテニス愛好家で
身近にテニスを親しめる環境にある子に多いと思います。

大人用のラケットは子供には重く、
ボールは硬く、コートは広過ぎるのです。


もし、そのままフルウェスタングリップでテニスを続けると
今後の成長過程でいくつかの問題が出てきます。


・早いタイミング(ライジング)が打てない。
・自分から攻撃的なショットが打てない。
・相手の速いショットに対応できない。
・コンチネンタルグリップの技術習得に時間がかかる。

など、人によって技術的な問題は違うが、
高い確率でフルウェスタングリップの問題が生じるでしょう。


ただし、このグリップが悪いわけではありません。
トッププロにはフルウェスタングリップが多くいます。


プレースタイルによっては重要になってきます。


ただし、フルスイングでボールを打つ際、
手首、肘、肩への負担が大きくなります。


身体の使い方やフットワークがしっかりしていなければ、
腕への負担が大きくなり、ケガになる可能性が高くなります。


もし、子供にテニスを教える時には
2つのポイントを抑えてください。


■1.子供用の道具を使う。

現在、「Play+Stay」という子供や初心者に合わせた
テニスプログラムが世界基準で行われています。


そこには成長やレベルに合わせたボールが3種類あり、
ラケットも年齢や身体の大きさに合わせて選べるようになっています。


また、コートの広さも子供用に合わせた設定もあります。


大人用のラケット・ボール・コートで練習するのではなく、
子供に合わせた道具で練習することをお勧めします。

■2.ラケットでボールを「当てる」「飛ばす」で遊ぶ

ラケットには2つの使い方があります。
「当てる」と「飛ばす」です。


それをラケットの両面を使って行います。


両面を上手く使うにはコンチネンタルグリップという持ち方が必要になります。


「当てる」というラケットの使い方を覚えてから
「飛ばす」ためのラケットの使い方を覚えることがいいでしょう。

慣れたら親子で「2タッチラリー」で遊んで見てください。
ラケット操作が上手くなっていると思います。


そうすることで、サービスやネットプレーなどの技術を身に付ける時、
スムーズに習得できるようになるでしょう。


この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。
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