【佐藤】想像を超える全日本ジュニア〜U-14GS編〜

from 佐藤


佐藤少しでも力を出し切れるように、、、


そう思って全日本ジュニア初出場選手の
サポートに行きました。


でも、1回戦の相手選手が
どんなプレースタイルかわからない


とりあえず序盤は
サービスレシーブの安定


チャンスがあれば、
コートの中でプレーするようにと伝えました。


ただ、試合が始まると
そんな余裕は全くない状況でした。


相手の強打がスゴ過ぎる。


少しでも余裕があれば
フルスイングをしてくる選手です。


あんなに強打を続ける選手との対戦は
ほとんどありません。


ただ、その強打には
安定感が欠けていました。


もしかしたら、徐々にタイミングが
合ってくるかもしれない恐怖心がありましたが、


それを上回るサービスレシーブの安定感と、
強打されて決められたとしても
焦らないでプレーする落ち着きがありました。


初めての全国大会だったのに
落ち着いたプレーが出来たのが良かったです。


「全国大会で勝利する」という目標を
達成したことは本当にすばらしことです。

初勝利おめでとう!!

実はこの勝利がユニークスタイル3年目にして
初めての全国大会の勝利になります。
※インターハイの団体戦を除く

それにしてもインパクトがある選手でした。


関西地区にも個性のある選手が多くいますが、
全国から集まると面白い個性を持った選手がたくさんいます。


しかも、各年代のトップジュニアが集まるので
その個性を活かして勝ち上がってきた選手達です。


その個性のぶつかり合いだけでなく、
相手の個性を抑え、自分を活かすプレーをするか


その攻守の切り替えが多く、
ファイナルセットにもつれる試合も多くありました。


ただ、奈良県大会や関西大会と
個性の質が違ってきます。

その違いが表れるのは
「ディフェンス力」だと感じました。

「守る」という意味ではなく、
「相手に攻撃をさせない」ということです。

思い切って打たれても、
連続して攻撃させないディフェンス力です。


攻撃できない理由が
「回転のコントロール」だと思います。

当てるだけの返球は少なく、スピンやスライスを使って
何が何でも「回転」をかけて返球してきます。

強打やネットプレーだけでなく、
こういったディフェンス力を持たないと
全国大会で勝ち上がる難しさを痛感しました。


2回戦ではそのディフェンス力の差を見せられ、
ミスが積み重なり完敗に終わりました。


僕自身がそうですが、体験するのではなく、
観るだけでも刺激が多くあります。


「強くなりたい」と誰もが思っていますが、
それを実現させた同年代の集まりの大会です。

是非、観に行って下さい。


残りは12歳以下女子ダブルスになります。
この2人にも初勝利を経験してほしい。


追伸


全国大会初勝利後の記念写真を
撮るのを忘れてしまった・・・。


ごめんなさい。


ダブルスでは、初勝利記念写真を!!
2014年8月13日10:00 | ■ 佐藤コーチ, 試合レポート

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