【佐藤】クロスラリーはバリエーションが多い。

佐藤卓也_顔写真from 佐藤 
 

試合の中盤になると、多くの積み重ねがあります。 
その中で、自分の足を引っ張るのが「ミスの積み重ね」です。 
 

ダブルフォルトをしたり、チャンスボールをミスした後、 
同じ状況が訪れた時、
「ミスするのが怖い」と思う人が多いのではないでしょうか? 
 
しかし、もっとも怖いのは「相手が勢いに乗る」ことだと考えています。 
 
相手が調子良くなれば自分が何を仕掛けようと 
なかなか崩れてくれません。 
 

下手したら、そのままゲームセットで 
負けてしまうことだってあります。 
 

特に1セットマッチの試合でシード選手が負けるパターンは、

格下の選手が絶好調になり、その勢いで格下選手が勝ってしまう展開です。 
 

では、相手に勢いに乗らせない為にはどうしたいいのか? 
 

【ファーストサービスの確率を上げる】 

ただ、ファーストサービスを入れるだけではありません。 

ワイド、センターを狙うのも必要ですが、 
ボディへのサービスを打つこと選択します。 

相手に打たせることを想定して 
ファーストサービスを打つことです。 

下手にコースを狙うとミスする可能性が高くなります。 

ボディへの意識をすることで狙うエリアが広く感じ、 
ファーストサービスの確率が高くなります。 
 

クロスラリーを我慢強くする】 

ストレートを狙ってエースを取りたい気持ちになりますが、 
リスクが高くなり、コースが甘くなると逆襲を食らう可能性があります。 

その点、クロスはいろいろなショットが打てます。 

ショートクロス・ディープクロス・スピードボールなど 
ただクロスを打つだけでなく、いろいろなクロスを打つことで 
単調なラリーにならず、相手がリズムに乗りづらくなります。 
 

要は、自分が無理をしないようにすることです。 
 

無理をすればミスをする。 

↓ 

ミスをすれば相手は楽になる。 

↓ 

楽になった相手は、 
思い切ったプレーをしてくる。 

↓ 

相手は調子に乗る。 
 

というパターンが考えられるからです。 
 

これは一つの案です。 
 

似たようなことが本にもたくさん書いてあります。 
 

ってことは成果があるはずです。 
あとは選手が実行するだけですね。 
 
2014年5月30日14:10 | ■ 佐藤コーチ, テクニック

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