【丸谷】今年最後の僕からのメッセージ

丸谷 from 丸谷



この年末、初めて佐藤コーチから
「来年もっとユニークのかかわりを増やして。」
というオーダーを受けました。



と、いうことで、来年は
関わりを増やそうと思っています。



オンコートのレッスンに
入る訳ではありませんが、



僕が内部の仕事を代行すれば、
コーチたちが自然と



オンコートの時間が増える
ということになります。



アンケートに
丸谷復活意見も頂きましたが、



オンコートの仕事も
できなくはないです。



なぜならば、僕は
今でもジュニア育成に関して
自信を持っているからです。



なぜ自信を持っているかというと、
「18歳のころにコーチになる」と決めて、



30歳まで、
ひたすら打ち込んできたからです。



佐藤さんのようにビッグタイトルや
有名な選手を輩出したということはありませんが、
「打ち込んだ」という経験は、



オンコートでレッスンをやっていなくても、
「ジュニア育成」という分野に関しては



今だに根拠のない自信をもって
仕事に取り組めています。



それが糧となって、テニス以外の仕事でも
自信をもって取り組めるようになっていて、
今ではそれが「自分の強み」となっています。



僕はそれをユニークの活動の中で
子供たちにテニスの勝ち負けを通じて伝える、
という活動が魅力的なことであると今でも信じています。



今、多くの親御さんや子供たちが
試合の結果や自分のパフォーマンスで
感情的になっていますが、



あまり大きな声では言えませんが、



きっと大人になったら
「覚えてない」ことが多いと思います。



なぜかというと、人は日々
アップデートしていくものだらからです。



U1に出ていた頃は、U1がすべてだったし、
県ジュニアに出ていた頃は、県ジュニアがすべて。



それぞれのステージで一生懸命頑張っていれば
過去の経験はどんどん薄れていくのです。



逆に薄れていかないということは、
過去の昔を超えれていない、ということで
また別の問題が出てくるかもしれません。



そしてさらに現実の世界では、
関西で活躍しようが、全国で勝とうが、
進学にはほんのちょっと有利には動きますが、



30歳、40歳となっていけば、
出世にも、子育てにも、



何ら影響は残さないことがほとんどです。



つまりテニスの戦績という価値は、
その世界観の中では価値を認められますが、



その世界観はプロの世界でない限り、
ほぼ学生の間で終わり、大人になったら、



それ以外の一般社会という
枠組みの中で生きていく必要があり、



「専門力」よりも
「総合力」が必要になってきます。



その時にベースとなるのが、
「自信」や「自分らしさ」「前向き」などの
シンプルなものだけが残ります。



そう考えると、他人と比べて
戦績に振り回されるのではなく、
抑えるべきポイントは、



わが子が将来の糧になるくらい
テニスや勉強、その他の習い事に一生懸命になっていて



充実した時間を過ごしているのか、
という点を押さえておけば、



ジュニア育成はいい、
と思っているのが僕の価値観です。



それはコーチたちも同じで、



情熱的に、また感情的に、子供とともに、
全力でぶつかり合うことで、子供とコーチの間に、
「やり切った感」が生まれてくるのだと思います。



それが双方でうまくできているのか、
をチェックしていくのも
来年の僕の仕事だと思っています。



そして来年は黒田プロも本格加入するので、
楽しみになことが多いです。



今年も多くの感謝しています。



良いお年をお迎えください。



追伸


ユニークの運動会風忘年会のプログラムで
「保護者を借りる!」という企画の時に、
近くのいた子が



「あ、この人いるやん!」と真顔で言ってた君。
誰が、保護者やねん。



追伸


梅澤康男、楽しい忘年会でも
無理に楽しくしようとして、



逆に真面目さが際立っている説も
来年、検証していこうと思います。


 

2017年12月30日13:00 | 丸谷コーチ

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