【梅澤】試合って思い通りにいかないこともあるよ。

こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。

先日、
試合に行ってきた子どもから、

「練習では
上手くできてんのに、
 
試合になると
なんか上手くできへん」
 
という話しを聞きました。

恐らく
こういったことは、

試合に
出ている選手であれば、

誰もが
経験していることでしょう。

もちろん、
その日のコンディション

緊張といった
影響もあるでしょうが、

まずそもそも、
テニスは対人競技。

なので、
必ず対戦相手がいます。

当たり前ですが、

対戦相手も
こちらを気持ち良く
プレーさせないための
手を使ってきます。

またテニスは
シングルスだけでなく、
ダブルスもあり、

自分以外に
コートに人が3人もいます。

物事というのは、
テニスに限らず、

人の数が増えれば
増えるほど複雑になり、

思い通りには
いかなくなるものです。

状況によっては
予期せぬことも、

起こることだって
あるかもしれません。

そう考えると、
自分以外の人がいてる
時点で、

思い通りにいかなくて
当たり前なのです。

また試合というものには、
流れというものもあります。

実力の近しい者同士の
試合や接戦の試合などでは、

この試合の流れが
あっちへこっちへと、

行ったり来たりを
することもあります。

テニスは、
お互いの技術や戦術、

メンタル面などが、
つねに変化していきます。

それによって、
自分の流れと相手の流れとが
絡み合います。

だから試合の流れも
変化しやすいのだと思います。

あと
前回の試合では、

自分の100の力のうち、
70の力で勝てたのに、

次に対戦すると、
自分の力を100出しても
負けることもあります。

相手も一度負けたことで、
戦術を変えてきますし、

練習をして
自身の実力を上げてくる
ことも当然でしょう。

どうしても

相手がいる競技なので、
 
自分の力だけでは
上手くいかない要素
があります。

全てを
コントロールすることは
できないのです。

思い通りに
いかせようとして、

結果
思い通りに行かずに、
イライラする。

プレーが雑になる、
態度に出るなど、

こんなプレーを
するはずじゃなかった

と試合後に反省しても
試合の時間は巻き戻せません。

思い通りに
いかなくて当たり前。

だからこそ、
今の自分に何ができるのか?

こういった
場面に出くわしたら、

どんなことを心掛けるのか?

心当たりがある人は
ある程度、

準備をしておくことも
大切だと思います。
2023年10月7日12:00 | ■ 梅沢コーチ

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