【過去ブログ】アドバイスが少ないおサボりコーチ

from 佐藤


練習中、僕はジュニア達へのアドバイスが少なく
コートの端で全体を見渡しているのが多いので
サボってるって思われているかもしれません。


お父さんお母さんから
テニスを教えるのが仕事だろ!!って
心の中で叫んでる人がいるかも・・・


でも、勘違いしないでください!!


プライベートレッスン中は
ずっとグチグチ伝え続けています。


それなら、普段から
お父さんお母さんの満足度を高められるように
子ども達にたくさんアドバイスすることをすればいい


ってなるかもしれませんが、
それが
「=子どもの成長」になるのかな?って考えています。


そこで、僕の考えを伝えておきます。


教えることが目的ではなく
「子どもが成長すること」が目的です。


なので、
必要な時に必要なことを伝えればいい。
って考えています。


伝える内容を簡単にすること
それを伝えるタイミングが重要だと考えています。


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伝える内容を簡単にする。


2時間の練習中で
気になったことをアドバイスし続けると
10個や20個も「ああだこうだ」って言うことになります。


2時間後、コーチからのアドバイスを
ジュニアはどれだけ覚えているだろうか?


覚えていたとしても、重要なことではなく
覚えやすいことしか記憶していないことが多い。


それよりも
今日のポイントを伝えて、そのポイントを中心に
3つぐらいのアドバイスを伝え続ける。


2時間後、この3つのアドバイスを
ジュニアはどれだけ覚えているだろうか?


僕は「3つ」までが覚えられている限界だと思って
いつも「3つ」に絞って指導しています。


それでも「人は忘れる」ってことを前提に
次の日も同じようにアドバイスを伝え続けています。


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タイミングがとても重要。


アイサツをしない時があったり、、、

遅刻や優先順位がズレていたり、、、

トレーニングの時間なのに
ずっと喋ってたり、、、


僕はそれについて
毎回注意することはありません。


気分が乗らない時も、勘違いもあったり
気晴らししたい時もあるしね。


でも、そればっかりだと
目的が達成されないことを学ぶ必要があります。


なので、
気分で行動するとどうなるか?
おサボりすることでどうなるか?


それも実体験した上で
アドバイスすることで活きてくると考えています。


でも、それにはめちゃくちゃ我慢が必要です。
見てるとイラッってします。


でも、僕は大人なので気持ちをグッと我慢して
タイミングを見計らって伝えています。


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なので、サボっているわけではありません。


グループで練習しているので
全体を見渡してみんなに共通する部分を探します。


個別でアドバイスがしやすいように
基本練習や課題練習ではジュニア達の近くで声掛けします。


なので、サボっているように見えるかもしれませんが
それなりに考えながら立ち回っているつもりです。


よろしくお願いします。

2024年4月18日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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