【過去ブログ】グループ分けが練習の質を高める。

2022.05.20投稿 from 佐藤


まず、生物学年齢と暦年齢の違いから説明します。


暦年齢は
実年齢のことを指します。


生物学年齢は
身体の状況によって違ってきます。


例えば同じ40歳であっても
生活習慣、健康状態によっては


35歳相当の人もいれば、80歳相当の人もいて
残りの寿命が違ってくるってことになります。


これが子どもであれば
成長スピードが違ってくるので


上下2~3歳の差があり
最大6歳くらいの開きがあったりします。


例えば、小学3年生であれば
6歳ぐらいと11歳ぐらいの差が生じる。
ということになります。


この差が埋まるのが
16歳~18歳くらいって言われています。


少し前のブログでも
柔道の小学生学年別全国大会が廃止になったのも
この生物学年齢を考慮したからかもしれません。


【佐藤】柔道、小学生の全国大会廃止へ


また、オランダを中心に世界各国で
「イエナプラン教育」というのが実施されています。


これは異年齢による学級構成になり
学習計画も子ども達が作る教育法です。


実は日本でも導入されてて
長野や広島で開校しています。


この教育法のすべてを理解したわけではありませんが
「異年齢」というのは大切にしています。


今、強化クラスとアカデミークラスで
必ずヒッティングする時間を作っています。


強化クラスのグループ分けをする時でも
注意できる人、教えられる人を置きます。


異年齢で一緒に練習する時間


試合は同年代で行うので
ポイント練習では同年代で練習する時間


高いレベルで行うために
スキルレベル別に練習する時間


こうした時間を作りながら行うことで
質の高い練習ができるかなと考えています。

2023年5月28日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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