 
	こんにちは。
	ユニークスタイルの梅澤です。
	 
	みなさんの周りで、テニスをしていて、
	「アイツ、メンタルがタフやな~」と思う
	人っていますか?
	 
	まず、メンタルがタフな選手とは、
	どんな選手のことを思い浮かべますか?
	 
	・何があってもどっしりとしている人。
	・ちょっとやそっとではヘコタレない人。
	・常に前向きで、ポジティブな人。
	・いつでも元気で明るい人。
	 
	など、様々なタイプを思い浮かべることだと思います。
	 
	共通しているのは、身体的や肉体的な要素を超えた
	「何か」をコントロールできる選手のことだと思います。
	 
	ではこの「何か」とはどういったものでしょうか。
	 
	「情動(感情・気分)」、「考え方」のコントロール
	です。
	 
	その反対に「メンタルが弱い選手は?」と聞かれたときに
	思い浮かぶ選手はどうでしょう。
	 
	きっと、タフな選手の逆が思い浮かぶと思います。つまり、
	「情動(感情・気分)」、「考え方」のコントロールができない
	選手になります。
	 
	この精神的にタフな選手の特徴をいくつか挙げます。
	 
	・自信を持つ
	「自分はやるんだ!」、「自分には可能性がある!」
	 
	・常に挑戦する。
	失敗をおそれずに常に挑戦する姿勢。
	 
	・常にあきらめない
	どのような状況になっても決してあきらめない。ボールを
	追いかけるのをやめない。
	 
	・自分を知る
	①自分の長所と短所は何か?
	②精神面、技術面、体力面で改良点はないか?
	③克服すべきことは何か?(体力、技術、知識、態度、行動力など)
	 
	・目標を立てる
	この目標を立てる際には、自分を知る(改良点・克服すべき点)を
	もとに目標を立てます。
	 
	<試合におけるプレー目標>
	例:ダブルフォールトの数を6回から3回に減らす。
	フォアハンドストロークに回り込んで積極的に攻める。
	ネットプレーで相手にプレッシャーをかける。
	 
	<練習におけるプレー目標>
	例:グランドストロークで、サービスラインとベースラインの間に
	連続20回入れる。球出し練習では、いつもより1つ多くコーンを
	当てよう。どんな練習でも自分はできると思う。
	 
	・日記をつける
	自分の感じたこと、考えたこと、練習内容やトレーニング、コーチ
	からのアドバイス、対戦相手についてなど、何でもいいからノート
	に書いている。
	 
	こういった6つの特徴が見られます。そしてこれらは誰にでも出来る
	ことです。
	 
	精神的にタフな選手は最初からタフだったのではなく、こういった
	積み重ねから自分を高め、自分を信じ、コート上で素晴らしいプレー
	が出来ているのだと思います。
	 
	僕が関わってきた選手たちの中で、精神的に強くなった選手は皆、
	こういったことを地道に行っていましたし、 試合当日までにまだ
	何かやれることはないか?と探していました。その上で堂々と
	していました。
	 
	最初からメンタルが強い選手はいませんが、メンタルをタフにする
	ため、取り組んでいる選手はたくさんいます。
	 
	この秋、次の目標とする大会に向けて、メンタルという部分にも
	一度整理してみましょう。
