from 佐藤
小学生で頑張っていた子が
中学進学時に迷うことがあります。
このままテニスをやっていていいのか?
結論を先に言います。
思いっ切りテニスをやっても
大丈夫です。
と僕は考えています。
焦ったり、不安になったりで
勉強とテニスのバランスを考えると
中途半端な結果になる可能性がある。
特に中学1年生の時期って
テニスの結果が出にくい時期なので
迷う時間が多くなります。
気付けば、、、
中学生になってから
毎日のように頑張り出した子に
あっという間に追い抜かれます。
そういう子をたくさん見てきました。
逆にテニスに夢中になった子は
周りに振り回せれずに
自分で決断したことに対して
迷わず真っ直ぐに進み
結果が出る・出ないに関わらず
良い成長をする子もいます。
そういう子もたくさん見てきました。
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中学生になると
不慣れなテスト期間があります。
そこでの成績に一喜一憂して
本質を見失うことが多い気がします。
「何のために勉強するのか?」
それを熟考していないと
「テストの点数」がゴールになってしまう。
テストの点数を取るための
勉強するクセになっていく。
気付けばテストの点数が
最優先になっていく。
そうなると本質からズレていく。
本質とは「自分を知る」だと思います。
何が得意で、何が不得意で
何が好きで、何が嫌いなのか
この中学生という期間が
いちばん重要な期間だと考えています。
身体の変化、環境の変化、思考の変化があり
人との関わり方も大きく変わってきます。
その変化を何十人・何百人見てきたので
たぶん間違いないと思います。
この中学期に迷っている時間が長ければ
高校時には結果が出にくい可能性が高くなる。
というのが僕の経験からの結論です。
「自分を知る」ためには
「覚悟をする」ことが出来ればいいと思います。
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全員ではないですが、、、
思いっ切りテニスをしている子でも
テストの結果はそれなりになる。
テニスと勉強のバランスと取っていても
テストの結果はそれなりになる。
要するに変わらないってことです。
テニスでも、勉強でも
良い時、悪い時の違いは
その時の「やる気」の問題で
テニスのせいでも、勉強のせいでもなく
その人自身の問題なんです。
重要なのは
「やる気」の継続です。
そのモチベーションを保つ・高めるための
バランスを整えることが必要だと思います。
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そのためにユニークで取組んでいるのは
「ルール」を徹底することです。
ルールがあると
面倒臭いし、窮屈に感じます。
でも、その中で取組むことが
成果を達成するための
重要な要素だと考えています。
今、中学生の人、来年度中学生の人は
今が一番頑張り時だと思ってください。
ファイト―!!