from 佐藤
習い事は基本的には
「大人」が「子ども」に教えますが
ユニークスタイルでは
「子ども」が「子ども」に教える場も作っています。
例えば、、
普段の練習からウォーミングアップを統一しているので
体験の子、入会したばかりの子に教えたり
U1グランプリ(クラブ内大会)で
選手コースの子が試合のサポートをしたり
こうした場を作ることで
学んだことを説明することで理解が深まり
覚えが早くなりやすいです。
また、「教える」ってことが
案外難しいことに気付くことで
わかりやすく、やさしく教えてくれる
コーチに対してリスペクトも生まれるはず…
この「子ども」が「子ども」を教えるまでには
いくつかの段階を踏まなければいけません。
①見本になる。
今、新しく入会した子たちに対して
数ヶ月間練習を積んだ子が見本になってくれます。
この見本になることも大切で
見本になった時、すごく丁寧に取組みます。
この丁寧に取組む時には
きっと今まで教えられたことを思い出しながら
見本になっていると思います。
②用語を覚える
サイドステップ、キャリオカステップなどの
動き方の名称
グリップ、シャフト、ラケットヘッドなどの
ラケットの名称
ラダー、コーン、メディシンボールなどの
トレーニング用具の名称
ボールドロップ、コーンドリルなどの
練習メニューの名称
用語を覚えることで、理解度があがり
スキル習得が早くなります。
③教える場所を作る。
ここが重要ポイントで
何気なく子ども同士で教える・教わる場を
意図的に作ることです。
簡単に言えば
「大人がいない時間」を作ってあげること
大人は口出ししないで、見守るだけです。
クラス分けで表すと
エントリー・チャレンジャーは
①と②を練習で行ってます。
強化は各自でウォーミングアップをしてもらい
③の場所を少しずつ作っていきます。
アカデミークラスは
U1グランプリや合宿などのサポート含めて
ユニークスタイル全体の見本になってもらい
頑張ってもらっています。
また、アカデミークラスがどんなことを学び
どんな取組をしているかがわからないと思うので
ユニークスタイル全員に伝わるように
ブログを定期的に配信しています。
こんな感じで子ども達には
「教わる」だけでなく「教える」ことも
学びの一つだと思って指導しています。