
記した予定や計画に基づいて行動し、自らの活動をマネジメントすることになります。
しかし僕たちの使用している手帳は「未来の予定」を書きこむ手帳ではありません。
その日1日の行動パターンや思考などを
グルーピングする(まとめる)ことに重点を置かれています。
ただの予定表ではなく、自分の行動記録を見直すことで
価値は何倍にも広がり、自分のことを良く知れます。
例えば
心の状態が悪い時には、読書をしていないとか…
タスクに追われている時には、字が汚い…
調子がいい時には、感謝の言葉があり…
日々の生活が規則正しくルーティン化されている時には
きちっと3色わけて記入されているなど
自分が気づいていない「自分の一面」に気づくことが出来ます。
当時の心の状態に気づくことができます。
手帳は自分の過去の行動の記録にもなるのです。
その行動は、時に自分の自信を損失した時に役立ちます。
過去の自分と比較する事で今の自分の成長に気づくことが出来るからです。
記憶は風化されますが、記録は残ります。
とにかく書いて、書いて、書きまくるのです。
実際に上手くいっている人は手帳の活用がうまいのです。
書くことを始めた理由は、そういうシンプルなものでした。
今では、それを批判せず、否定せず、素直にやってみたお陰で、何度も手帳に救われています。
僕も佐藤コーチと同じように20歳のころからつけていたコーチ手帳があります。
その頃から比べると、大きく考え方も、体型も変化してきました。
って。
…体型は関係ありませんね。
その手帳は、今では毎回当時の生徒たちが開いてくれる
忘年会などに持参させられて、笑い物にされています。
また手帳は「試合中にも使える」というエピソードもあります。
昔、僕がみていたジュニアで日々の練習ノートを試合に持ち込んで
チェンジコートの時に見直し、0-5の状況から挽回したジュニアもいます。
それ以来その子は、毎回ノートを見て強くなっていました(笑)
強いジュニア、勝っているジュニアはみな何らかの形で、自分が強くなれる工夫をしているのです。
今アカデミーで頑張っているジュニア達も
「残念な過去」はあるし、そこから1つづつ積み上げてきたのです。
自分の成長を振り返りながら、その成長の幅を、新しい自分の未来に期待をして欲しいと思います。
この映像は僕が記録していたものです。
激レアお蔵入り映像です。
わかな、まゆみ。1年半前に初めて二人のダブルスを見た春ジュニア。
あの衝撃的な試合の印象は強く残っています。よく頑張ったね!
