【佐藤】上達に悩んだとき、思い出したい言葉

先日、U10奈良サーキットグレードDの
運営をしてきた時


何度も、何度も
「次の試合は?」って聞いてくる子が多かった。


勝っても、負けても
なんか楽しそうにしてる子が多かった。


そこで感じたのが
やっぱり「好きこそものの上手なれ」って
めちゃくちゃ大切だということ。


子どもが何かに夢中になって
取り組む姿を見ていると
この言葉の意味を改めて感じます。


成長や上達には時間がかかりますが


テニスのラケットを握ったばかりの頃
空振りしても、上手く打てなくても
楽しそうにしています。


そうやって、心から楽しんでいる時間は
必ず力になっています。


好きな気持ちは
知らず知らずのうちに


練習を重ねる原動力になり
少しずつ技術や判断力を育てていきます。


ただ、成長と共に結果を気にする子や
保護者も増えてきます。


そこで大切になるのが
保護者の姿勢だと思います。


結果だけで一喜一憂せず
子どもが「やりたい」と思う気持ちを信じて
寄り添ってあげることだと思います。


できることが増えたときの喜び
うまくいかないときの悔しさ
すべてが成長の一部です。


特にうまくいかない時
イライラしたり、落ち込んだり
やる気を無くす時もあります。


そんな時、そっと寄り添ってあげることが
上達への一番の近道になります。


「好き」という気持ちがあれば
自然と努力も続きます。


そして、その努力は
いつしか技術や経験となり
結果として上達へとつながるのです。


もし、子どもがうまくいかず
落ち込むことがあっても


どうかその背中を
そっと押してあげてください。


思い出してほしいのは、結果ではなく、
「好きな気持ち」こそが、何よりも強い力になるということです。


好きでいること。
楽しむこと。
信じて見守ること。


それが、子どもが自分らしく伸びていくための
大切な土台になるはずです。

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