【疑問】なんで「声出し」が必要なのか?

よくコーチに
「声を出せ」って言われると思います。


でも、なぜ?っていう説明はあまりない。


だから、声を出す理由がわからないから
声を出しても意味がないって人もいるかも。


今日はその説明をしようと思います。


「声出しとは強制的に息を吐く」と定義します。


その結果として
「自分の脳を試合モードに切り替える」ことです。


なので声が出せない人って
戦う準備が不十分になりやすく


真剣勝負の中で緊張やプレッシャーに
押しつぶされやすくなります。


この「やる気スイッチ」を入れるために
「声出し」を練習するのが必要になります。


「声出し」することで
変化があることを5つ挙げます。


①集中力の向上
声を出すことで、外部の雑念や内部の思考から意識を切り離し、目の前のプレーに集中しやすくなります。


②脳の活性化
発声は脳の特定の領域を刺激し、覚醒レベルを高め、反応速度や判断力を向上させます。


③感情のコントロール
意図的に声を出すことで、不安や緊張といったネガティブな感情を外に吐き出し、感情をリセットする効果があります。


④仲間との連携強化
仲間への声かけは情報共有を促進し、チーム全体の意識を統一する上で不可欠になります。


⑤呼吸の調整
意識的な発声は、深い呼吸を促し、心拍数を安定させ、リラックス効果をもたらすことで、パフォーマンスの安定につながります。


一昔前の部活動とかは
「声出し」は感覚的なモノでした。


今はその効果は
心理的、科学的にも裏付けられています。


なので、「声出し」は
今でも指導されます。


強くなりたければ
声を出せ!!ってことですね。



 

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