「どれくらい練習すれば強くなりますか?」
これは保護者の方からも
選手からもよく聞かれる質問です。
この答えって難しくて
「強くなる」って基準が必要になります。
なぜなら、目指すレベルによって
「必要な時間」は大きく変わるからです。
今回はひとつの基準として
月間の練習時間をレベル別に整理してみます。
■プロを目指す選手:月80時間以上
まずはトップを目指す選手。
目安は
月80時間(=週20時間)以上
平日:2〜3時間
土日:試合 or 長時間練習
という生活になると思います。
このレベルになると、
これ以上練習する時間を増やすことができないので
練習時間の質をどうやって高めるか?
これが勝負所になってくると思います。
そこにはスキル・フィジカル・メンタルなどの
専門トレーナーのサポートも必要になってくると思います。
■全国大会・上位を目指す選手:月60〜80時間
次に、全国大会出場や上位進出を目指す選手。
月60〜80時間(=週15〜20時間)
プロを目指すレベルと同じくらいですね。
この層は練習量も大事ですが
試合経験も同じくらい重要
「やっているつもり」になりやすく、
・ただこなす練習の人か
・目的を持った練習をする人か
これで結果が変わります。
■地域大会で勝ちたい選手:月40〜60時間
県大会・地域大会で結果を出したい選手は
月40〜60時間(=週10〜15時間)
この層は、
・基本技術の安定
・試合での再現性
が大きなテーマになります。
ジュニアではここが大きな壁になります。
正直、このゾーンが差が出る時期になります。
同じ時間でも
「考えてやるかどうか」で結果が変わります。
そしてもうひとつ。
このゾーンは“環境と覚悟”で差がつきます。
他の習い事や勉強との両立、
家族の時間とのバランス。
続けるか、減らすか、優先順位をどうするか。
親子で迷う場面が一気に増えてきます。
だからこそ、なんとなく続けるのではなく、
「どこを目指すのか」「何を優先するのか」を
一度しっかり決めることが大切です。
ここを曖昧にしたままだと、
練習量も中途半端、結果も中途半端になりやすい。
逆に覚悟が決まった選手は、
同じ時間でも一気に伸びていきます。
■テニスを楽しみながら上達したい:月15〜30時間
最後に、楽しみながら上達したい選手。
月20〜40時間(=週5〜10時間)
この層が強化クラスだと思います。
ここでは、
・テニスが好きになること
・継続すること
が最優先です。
この段階で無理をすると、
逆にテニスが嫌いになるリスクもあります。
■一番大事なこと
この時間は
あくまでも目安です。
本当に大事なのはひとつです。
「その時間、どれだけ考えているか?」です。
「やった時間」ではなく
「考えた時間」をどれだけ積み重ねられるか?
■まとめ
プロ志向:月80時間以上
全国レベル:月60〜80時間
地域で勝つ:月40〜60時間
楽しみながら:月20〜40時間
「もっと強くなりたい」
「結果を出したい」
そう思っているなら
一度自分に問いかけてみてください。
その目標に対して
今の練習時間は足りていますか?
時間は足りてるけど
成果を感じていない人は
その時間、本気で使い切れていますか?
時間は平等ですが、
時間の使い方で人それぞれ
使い方次第で未来は大きく変わりますね。