「夏休みだから、しっかり勉強しなさい。」
子どもの頃、一度は言われたことがある
言葉ではないでしょうか。
まず最初に伝えたいのは
勉強はとても大切だということです。
勉強をすることで知識が増え
考える力が身につきます。
そして将来の選択肢を広げてくれる
とても大切なものです。
だからこそ、夏休みに時間があるなら
勉強をすることは素晴らしいことだと思います。
しかし、夏休みだから
とにかく勉強を最優先すればいい
とは考えていません。
もし夏休みにやることがなく
ダラダラ過ごしていたり
ただ遊んでばかりいるのであれば
その時間を勉強に使う方が
きっと有意義な夏休みになります。
でも、この夏に達成したい目標がある人はどうでしょうか。
例えば、テニスでレベルアップしたい。
大会で結果を出したい。
新しい技術を身につけたい。
そんな目標があるなら
一番大切なのは「優先順位を考えること」です。
何も考えずに「勉強が一番」と決めてしまうと
本当に力を入れるべきことに時間を使えなくなります。
すると、
「何のために勉強しているんだろう」
と目的を見失い
勉強そのものが
苦痛になってしまうこともあります。
勉強は大切です。
でも、それと同じくらい大切なのが
「今の自分にとって何を優先するべきか」
を考えることです。
ここで勘違いしてほしくないのは
優先順位を決めることは
楽なことや好きなことだけを選ぶことではない
ということです。
自分の目標に近づくために
今、一番大切なことを選ぶ。
それが優先順位です。
学校がある日は時間割が決まっています。
でも夏休みは違います。
勉強をする時間も、テニスをする時間も
休む時間も、自分で決めることができます。
だから私は、夏休みは
「自分で考え、自分で選択する力」
を育てる最高の期間だと思っています。
今、アカデミーで頑張っている子どもたちは
夏休みのほとんどをテニスに費やしています。
本当は友達と遊びたい日もあるでしょう。
ゆっくり寝たい日もあるでしょう。
家族も送迎や食事など
たくさん協力してくれています。
これは何かを犠牲にしているのではありません。
自分の目標のために
「今は何を優先するのか」を決めているのです。
そして、その経験はテニスだけではなく
これからの人生でも必ず役に立ちます。
明日でインターハイも終わります。
決勝戦を観戦する人は、ぜひプレーだけではなく
「この選手たちは、どんな夏休みを過ごしてきたのだろう」
と想像しながら見てください。
きっと、遊びたい気持ちや楽をしたい気持ちよりも
自分の目標を優先し続けてきた姿が見えてくるはずです。
その姿から
たくさんの刺激を受けてください。
夏休みは、勉強だけを頑張る期間でも
テニスだけを頑張る期間でもありません。
自分の目標を明確にし
「今、自分は何を優先するべきか」を考え
行動する力を身につける期間です。
この夏休みが終わる頃
一回り成長した自分に出会えることを楽しみにしています。