【佐藤】スキル練習だけでは強くなれない

アカデミークラスのみんなへ。


僕は、スキル練習だけをすれば
強くなれるとは考えていません。


もちろん、ボールを打つ練習や
技術を磨くことはとても大切です。


でも、それは強くなるための一つの要素に過ぎません。


本当に強くなるためには
それ以外にもたくさん学ぶべきことがあります。


だから、この夏休みは「スキル練習以外の練習」に
取り組んでほしいと伝えてきました。


その一つが、
「一日をどう使うか」という練習です。


もちろん、宿題や勉強も大切です。
家族との時間も大切です。


でも、長い夏休みだからこそ、
「テニスを優先して生活する」という経験ができます。


この経験ができるのは
一年の中でも夏休みくらいしかありません。


だからアカデミーキャンプでは、
午前:テニス
昼間:休憩
夕方:テニス
という過ごし方を提案しました。


そして今年は、奈良県でインターハイが開催されています。
これは、とても大きなチャンスです。


他県で開催されれば
なかなか観戦することはできません。


全国トップレベルの高校生が
どんな雰囲気で試合をし、どんな熱気の中で戦い
どんな姿勢でプレーしているのか。


それを実際に見ることができる機会は
本当に貴重です。


だからインターハイ期間中は、
午前:インターハイ観戦
午後:休憩
夕方:テニス
という過ごし方をするように伝えました。


これは、
「時間があれば見に行こう」
という話ではありません。


「これも練習だ」ということです。


強くなるためには
ボールを打つだけでは足りません。


全国トップ選手の空気を感じること。
試合に懸ける表情を見ること。
指導者の声掛けを聞くこと。
会場全体の緊張感を肌で感じること。


そのすべてが、自分を成長させる大切な学びになります。


だからこそ、この経験を逃してしまうことは
強くなるチャンスを一つ逃してしまうことでもあります。


今回、団体戦の準決勝・決勝を
観戦したアカデミー生は半分ほどでした。


とても残念でした。


それは来なかったことを
責めたいのではありません。


この機会の価値が
まだ十分に伝わっていなかったのだと感じたからです。


だから、もう一度伝えます。


ぜひ、インターハイを最後まで観戦してください。


大会は日を追うごとに
残っている選手も、指導者も、会場の雰囲気も
変わっていきます。


最後まで勝ち残る選手たちは
どんな姿勢で試合に向き合っているのか。


そうした一つひとつが
みんなにとって大きな学びになります。


強くなるとは
テニスがある生活を選ぶことです。


奈良でインターハイが開催されるこの機会も
一度しかありません。


ぜひ、自分の目で全国の舞台を見てください。
その一日も強くする大切な「練習」なんです。

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