【佐藤】全日本ジュニアの全日程が終了したの知ってる?

全日本ジュニアテニスの日程が終了しました。
これで、夏のジュニア大会もひと段落です。


今年はインターハイが奈良県で開催されました。


せっかく奈良で開催されるんだから
「初日~最終日まで全部見に行け」
と伝えていました。


雰囲気が独特な団体戦、全国レベルのシングルス・ダブルスを
何日も連続で見ることができる機会はなかなかありません。


一方、全日本ジュニアは東京開催。


奈良の人たちが、
気軽に見に行ける距離ではありません。


でも、僕は今年インターハイを見られたことは、
大きな学びになったと思っています。


全日本ジュニアU18男子シングルスの決勝は
小野選手 VS 太田選手。


この二人は、インターハイの準決勝でも対戦しています。


インターハイは8ゲーム。
全日本ジュニアは3セットマッチ。


同じ二人の対戦でも、
試合形式が変われば、戦い方も変わる。

それでも、インターハイでこの対戦を見られたことは
きっと意味があったと思います。


でも、一度見たからといって、
すぐに何かが変わるわけではありません。


すごいな…。
上手いな…。
こんなプレーをするんだ…。


そのくらいで終わるかもしれない。
でも、僕はそれでいいと思っています。


なぜなら、見る時期によって
受け取るものが変わるからです。


以前は気づかなかったことに
今なら気づくかもしれない。


前は分からなかったことが
自分が成長したことで分かるかもしれない。


「あのとき見たのはこういうことだったのか」
そんな瞬間が、いつか来るかもしれません。


これは試合を見ることだけではありません。


U1グランプリも、県ジュニアも、
練習試合も、合宿も同じです。


1回経験したから
すぐに成長するわけではありません。


それでも、、

何度も経験する。
何度もやってみる。
何度も失敗する。
何度も考える。


その繰り返しの中で、ある日突然、
「あっ、分かった!」となることがある。


僕は、このキッカケを作ることが
育成だと思っています。


だから、コーチができることは
一度の経験で子どもを変えることではありません。


何度も経験できる環境をつくること。
そして、その経験がいつかつながる瞬間を待つこと。


今年、奈良でインターハイを見ることができた。


その経験が、今すぐ何かに変わらなくてもいい。


半年後かもしれない。
1年後かもしれない。
もっと先かもしれない。


「あのとき見た試合が、今につながった」
そんな瞬間が来るかもしれません。


だから、一回で変わらなくてもいい。


何度もやろう。何度も見よう。
何度も経験しよう。


僕たちは、その「いつか」のために、
みんなの経験を増やしていきたいと思っています。


その積み重ねの先に
大きなブレークスルーがあるかもしれない。


それも運だけどね。

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