これまで2回にわたり
U1グランプリに挑戦してほしい理由と


その経験が子どもたちの成長に
つながっていくという考え方について書いてきました。


最後は、僕たちコーチの役割について
お伝えしたいと思います。


僕はコーチが子どもを「育てる」という言葉には
少し違和感を持っています。


子どもたちは
僕たちの思い通りに育つわけではありません。


それぞれに感じ方があり、考え方があり
自分の意思があります。


だから、僕たちにできるのは
さまざまな経験ができる環境を用意し


その経験を通じて子どもたちが自分で考え
選択できるようにサポートすることだと思っています。


U1グランプリも
そのための大切な機会の一つです。


ただし、試合に挑戦する機会を作るだけで
僕たちの役割が終わるわけではありません。


試合に出る以上、子どもたちには
勝つことを目指してほしいと思っています。


そして、勝ちたいと思っている子には
勝てるようになるための練習や指導が必要です。


何度も試合に挑戦しているのに
なかなか結果が出ない。


そんな時、子どもたちに
「もっと頑張ろう」と伝えるだけでは不十分だと思います。


僕たち自身も
指導を振り返らなければいけません。


何ができるようになったのか。
何につまずいているのか。


どんな練習や声かけが
その子に合っているのか。


僕たちも考え、工夫し、努力し続ける必要があります。


そして、試合が終わった後も同じです。


勝って喜んでいる子には
その喜びを一緒に感じたい。


負けて悔しがっている子には
その気持ちを受け止めたい。


すぐに次の挑戦に向かう子もいれば
少し時間が必要な子もいます。


そんな一人ひとりの違いを大切にしながら
次の一歩をサポートしていきたいと思っています。


僕たちが目指しているのは
試合に勝てる子どもを増やすことだけではありません。


勝つために努力すること。
挑戦した経験から何かを感じること。
自分で考え、次の行動を選ぶこと。


そうした経験の積み重ねが
子どもたちの個性や人としての
魅力につながっていくと考えています。


なので勝ち負けだけで
子どもの価値や成長を判断することもしません。


保護者の皆さんにも、試合の結果だけではなく
挑戦する前と後の子どもたちの姿に目を向けてもらえたら嬉しいです。


試合に勝つために大会に出場するのではなく
勝つことを目指して挑戦すること。


その経験を通じて
子どもたちが自分なりに考え
成長していく


その成長をサポートするために
僕たちコーチも学び続け、努力し続けたいと思います。

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