■強化合宿総括②次のステップ

ユニークスタイルの佐藤です。
佐藤卓也_顔写真 スタッフみんなが合宿で感じたことをブログで
伝えてくれているので、僕しか感じれない部分に触れたいと思います。
【1年前からの変化】
●体力、忍耐力が身についた
今回の合宿では1人も体調を崩すジュニアはいませんでした。
この暑さの中、長い時間でも練習に集中することができたと思います。
これも続けてきたトレーニングの成果であり、
去年の夏合宿での「食事」の印象が強かったのだと思います。
また、夏休み期間は昼間からの練習時間を作り、
暑さにも慣れる準備もしたのが良かったです。
●理解力が高まった。
求める技術を身につけるには
『何のために?』『どんな状況で?』などがイメージできなければ意味がありません。
なので僕たちの練習では説明に時間をかけています。
当初は何度も同じことを繰り返し言い続けましたが、
今では質問に対する回答がすぐに返ってくるようになりました。
説明する時間が短くなったことで練習時間に余裕があり
内容の濃い練習ができるようになったと感じています。
【今後に期待すること】
多くの変化があり、成長した部分があることは認めますが、
まだまだ足りない部分も多くあります。
●周りに流されない。 今回、食事中に一度だけ僕は激怒しました。
食堂には他のお客もいるので会話のトーンには気をつけて
食事をするように注意を促してから食事をいただきました。
・・・が、一人が会話の弾みトーンが大きくなり、
それにつられてもう一人が大笑いを始めました。
問題はその二人がユニーク内のトップクラスにいて、
初めて参加するジュニアの見本になるはずの立場なのです。
去年も同じ二人を叱ったことを思い出します。
周りの雰囲気に流され、慣れからくる、気持ちの緩みが
こうした失敗を繰り返す原因になるのでしょう。
いつも「今、何をするべきか?」を考えれれば
いつでもベストな選択をすることが出来るようになるはずです。
●『自分なりに頑張ってます』なんて言わない。 「まだ自分は全国大会に出場したことがないから・・・」
「あの子は5歳からテニスを始めてるから・・・」
「あの子は運動能力が高いから・・・」
でも、「自分なりに頑張っています。」
僕はこれが一番嫌いな言葉です。
「自分なり、、」という壁を作っているからです。
そこで考えてほしいのが、、、
「全国大会に出場しているから強いのか?」
「5歳からテニスをしているから強いのか?」
「運動能力が高いから強いのか?」
答えはすべて「NO」です。
強くなる選手は『自分に諦めていない』から強くなるのです。 そこに「僕は○○○が得意だから、そこで勝負してNo.1になります」と
言えるくらい自分に期待できるようになってほしいです。
●受け入れることができるか? 今回の合宿では初めて会うスタッフが多くいました。
団体で全国大会を経験している、インターハイに出場したり
インカレで上位入賞していたり、アメリカの大学やプロとしての経験がある。
など、スタッフはいろいろな経験の持ち主です。
彼らは独自の理論を持ち、人柄を持っています。
また、個性溢れる魅力がある人達でもあります。
そうした人たちからは多くのことが学べるはずですが、
吸収するには「受け入れる姿勢」を持たなければなりません。
正直、ユニークには一癖二癖あるジュニアが多くいます。
僕はそういったジュニアを相手することが楽しいのですが
その反面、「受け入れる姿勢」が足りないジュニアもいます。
今までは僕が中心となって試行錯誤しながら導いていましたが、
これからは自分から「受け入れる姿勢」を持つ必要があります。
合宿でお話ししましたが、この秋から新しいコーチが増え
チームとしても新しい展開が始まるからです。
それが出来るジュニアはさらに飛躍するでしょうし
殻に閉じこもるジュニアは、いつまでも足踏みを繰り返すことだと思います。
これも「個人の意識向上」の一つになります。
【まとめ】
こうして1年半を振り返ると
選手たちの成長がとても速く感じます。
その成長スピードに負けないためにも
僕たち指導者も成長しなければなりません。
そしてチームも変化していなかなければなりません。 なので、いつも新しいことにチャレンジする姿勢を持ち、
より高みを目指すことを意識し続けます。
こうした成長スピードに負けないくらい
ユニークスタイルは猛スピードで走り続けます。
今後はちびっこ合宿についてレポートします。
追伸
明日は、いよいよこの夏の合宿と並ぶ2大イベントの最後
夏のジュニア大会が開催されます!
今回からチャレンジャー強化組が出場しないので、新しいチャンピオンが生まれることだと思います。
ドロー(組み合わせ)は本日公開!
ちうびっこがっしゅく 高田オープンジュニアテニス大会
08:07 | 合宿・遠征 |

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