【佐藤】ダブルスのパートナー選びも、大切な経験の場。

from 佐藤


過去のお話ですが、、、


保護者からダブルスについて
お願いがありました。


「ダブルスパートナーをコーチが選んでください」


僕の答えは、、、

「自分たちで決めたほうがいいですよ」と伝えました。


その理由も説明しました。


きっと、僕に選んでほしい理由は、、


子ども達だけでは決められず、
子ども達同士の関係が崩れ、不安を感じる。

子ども達が不安を持ち、
それを保護者が気にする。

その気がかりを
保護者も協力して解決してあげたい。

その結論が、僕が決定権を持つことで
子ども達同士も保護者も


変な蟠り(わだかまり)を
持たなくて済むからだと思います。



僕はそれを安易に決めては
良くないと考えています。


指示をすれば、みんな従うと思いますが、
それは子ども達にとって良いとは考えていません。


その蟠りも経験し、
どうしたら解決するのかを経験することが


これから先に訪れる
問題の対処法として学ぶ必要がある
と考えています。


その経験として
ダブルスのパートナー選びは
大切な経験の場だと考えています。


ダブルスでテニスのスキルを磨くだけでなく、
パートナーシップを学んでほしいと考えています。


子ども達はパートナー選びを通じて、
人間関係を学んでいくと考えています。


そのコミュニケーション能力が未熟なため、
自己中心的になったり、引っ込み思案になったりします。


そのため、ケンカをしたり、
誤解をして嫌いになったり、


問題が多々起きますが
それが子どもだと思います。


もし、僕が決めてしまえば、
その繰り返しをずっと続けることになったり、


大事な時期にパートナー選びに
失敗することになったります。


なので、子ども達の成長を大切にするなら
子ども達の小さな失敗を見届けてあげるのも、大人の役目だと思います。

こうした経験も
僕たちが大切にしている「主体性」を育むと考えています。

もし、僕がダブルスについて伝えるとしたら、、、

・「ダブルスは面白い」ということ

・「出場しないより、出場したほうがいい」ということ

・「一緒に練習している仲間と組むほうがいい」ということ

2025年4月7日10:00 | 未分類

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