▲子供の知的好奇心をくすぐるコツとは?

『未来力・子ども力・大人塾』大久保幸一です。
大久保幸一先生顔写真修正版 ありがたい事です。
多くの方から質問が寄せられています。
しばらくは、それらの質問にお答えしたいと考えます。
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> 子どもたちのやる気を引き出すために、がんばり表に○×を
> 書き込ませたり、シールやバッチを与えたりしています。
> 初めは、子どもたちが喜んでいたように思えたのですが、
> 次第に効果が薄れてきているようです。
> どうしたらいいのでしょうか。
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教育・子育てにとって賞罰(ほめる、たたえる・・・しかる、
突き放す・・・)は、かなり難しい問題の一つです。
ほめる時は、感動を持って、真実に裏打ちされた言葉で
ということが重要です。
子どもを誘導するための口先だけの賛辞は、初めは
通用することはあっても、学年が進むにつれて、
子どもたちに見抜かれ、意欲を削ぎかねません。
力強く心をこめた賞賛を贈る為にも、子どもたちをよく観察し、
知ることがとても大切になります。
がんばり表やシールについては、あまりお勧めできません。
どうしてもなさるなら、期間限定にされる方がいいように思います。
それよりも、子どもたちのやる気を引き出す重要なポイントは、
知的好奇心をくすぐるという事です。
知的好奇心をくすぐるには
1、自然の中に連れ出し、遊ばせる、学ばせる。
(無料教材、自然を豊かな教材としてを  参照下さい。)
2、具体的で本質的(深い学びへ導き、人間的成長へと繋がる)な問いかけをたくさん用意し
自然や社会、人間や家族、学校やなかま、学習や実験や観察・・への興味関心を広げてやる。
・夜空の星は、チカチカまたたいていますか。
・モスラは、蛾ですか、蝶ですか。
・県名と県庁所在地名の同じ県と違う県がありますね。
なぜだと思いますか。
・ちょうちょが3匹、消しゴムが二個、合わせていくつですか。
・大きなかぶ、題は「大きなかぶ」なのに、おじいさんは、
はじめに「あまいあまいかぶになれ。」と言っています。
・そのことから、どんなおじいさんだということが分かりますか。
もちろん、こうした問いかけは、学年や発達段階に応じたもので
なくてはなりません。また、具体的で本質的な問いかけの蓄えも大事です。
3、あらゆるジャンルから、題材を探し、綴らせる。描かせる。話させる。
4、教師や大人も、自らの知的好奇心を育み、子どもたちに情報を発信する。
「先生、きのう運動場ですごいこと発見してんで。ブランコの横に・・・・」
「おとうさんが今読んでる本な、びっくりする程おもしろいねん。
沈まぬ太陽っていうねんけどな・・・。」
「この新聞見てみ。スイスの事故の事やねんけど、スイスってどこか分かる。
地球儀もっておいで。」
といった具合です。
5、五感を働かせる場面をふんだんに。 6、これまでも何回か申し上げてきたように、学校の授業、学習活動とういのは、
以上に述べてきたのことの集大成とも言えるものだと思います。
○具体的で本質的な問いに関連して、「質問力を蓄える」、「五感を育む」
については、日をあらためてお届けします。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
追伸
ユニークスタイルさんの忘年会に私も参加させてもらうことになりました。
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大久保幸一が送る ブログ 『未来力・子ども力・大人塾』
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授業研究を31年間実施し、数々の学校より授業研究の助言依頼が殺到する
大久保流の教育、子育てについてユニークスタイルのブログを読んで
頂いている皆さまと一緒に皆様と考えていきます。
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