ユニークスタイルテニスアカデミー

from　佐藤


先日、テレビ番組で
子どもの教育資金に関する調査の報告があり


習い事、家庭学習、教室学習などの
学校外教育費が月平均17,593円とありました。


でも、、、


テニスを週１回なら
5,000円～10,000円以内だと思います。


それに加えて、
他の習い事や学習塾などが加わり
平均値に近くなるのかなと想像します。


でも、週３回～毎日なら
30,000円～50,000円くらいになる。


それに加えて、大会出場費、消耗品費
交通費などの雑費も必要になってきます。


そうなると平均値なんて
軽く超えてきます。


なので平均値は
参考程度にしかならないと思っています。


それよりも気になったのが、、、


調査を始めた2015年から
未就学児は２倍、小学生低学年は1.8倍。



なぜ高くなっているのか？
ってことです。


学校外教育費が
高くなっているのは


学校の時間以外で
学べる環境が少なくなり


習い事で補っていくのが
当たり前にな環境になってきたのか？


学校後、友達と遊ぶ時間、家族との時間などで
多くのことを学べたのにと思います。


そこで大人が求めるのは
費用対効果だと考えています。


出した費用に対して
効果がどの程度あったのか？


ここで失敗しやすいのは
「効果＝結果」と考えるパターンです。


結果を求めるようになると
結果に左右されて目的を見失います。


習い事の目的は
スキルや知識の習得は手段であり


本来の目的は、
健康、活発、社交性、自己肯定感など
身体的、内面的な成長ではないでしょうか？


結果には良い時・悪い時もあるので
それをどう受け止めるかを学ぶことです。


大人が子どもを見守る時には
その目的を忘れてはダメだと考えています。


そこで僕が大切にしていることは
「どんな恩恵があるのか？」を想像すること。


それが明確にイメージできると
結果に左右されることが無くなります。


数多くある習い事の中から
何を学ばせるか選ぶのも大切ですが

そこから何を吸収して
どんな成長をしてほしいかをイメージすることも

保護者の役目なんだと思います。