【下】想定内のことは対応できるが、想定外のことは対応できない

simo

ユニークスタイルの下です。

アカデミーや育成の選手とテニスをすると

「技術は、凄く上達しているけど、試合のやり方、
テニスというスポーツを知らないな」

と思います。

そこで、僕が現役時代にチェンジコートで
考えていた事をお伝えします。

まずは、負けている場面です。

例えば0-3でチェンジコートしたとします。

次のチェンジコートでは

0-5、1-4、2-3

がありえます。

0-5は何としても避けたい。最悪は1-4だな。

何としても1ゲーム取ろう。

1ゲーム取るためにはファーストポイントを

何が何でも取るぞ。

足を動かして食らいついていくぞ。

そためには、ミスが早いから長いラリーをしよう。

でも、チャンスがあれば積極的に攻めていこう。

チャンスがあれば2-3で戻ってこよう。

次はリードしている場面です。

4-1でチェンジコートしたとします。

6-1で終われば良いがまぁ5-2で戻ってこよう。

よしファーストポイント、セカンドポイント集中。

ペースを変えずにこのままのプレーでいこう。

ミスが早くならないように気を付けよう。

4-3になったとしてもリードやし、また作戦を

考えよう。消極的なテニスにはならないように気を

つけよう。

といったように考えていました。

ここで重要なことは最高な場面と最悪の場面を想定し、
その場面での対応策を考えておくということです。
想定内のことであれば対応ができます。

想定外なことが起こると対応できません。

試合やポイント練習でよく見る場面は、

ポイントが離された時や離した時に集中力がかける。

ミスが早くなる。

同じミスを繰り返す。

その結果が、焦りです。

焦らないためには連続失点を避けるということです。
逆に、連続でポイントを取るとチャンスが来るという事です。

1球の怖さをもっと知らなければいけない。
1球で流れが変わる事を知らなければならない。
1球の重要性を知らなければならない。
練習での1球1ポイントの積み重ねが結果に繋がります。

今よりも上のステージに行きたい選手は、

1球1球の自分の取り組み方を見直してみよう。

 
2013年12月7日13:00 | ■下_日記

ブックマーク


問い合わせ