【梅澤】冬こそ、ウォーミングアップを怠るな!!

ユニークスタイルの梅澤です。

 

12月に入り、寒さが増してきま

したね。



この時期に怖いのがケガです。



身体は正直なもので、ウォーミング

アップを怠るとケガをします。



とくに、シーズンを通してテニスで

多いケガがあります。



それは足首の捻挫です。



誰だってワザと捻挫することはない

でしょうが、気の緩みや不測の事態

などにより捻挫することがあります。



捻挫が起きやすい原因としては4つ

あります。



■コート内

・転がっているボールを踏んだ。

・プレー中、相手に逆を突かれた際の

   切り替えし動作。


・ジャンピングスマッシュなどの着地時。



■コート外

・溝や段差に足を取られたり、躓いたとき。



そして、捻挫には3つの種類があります。



・内反捻挫

(足先が内側を向き、くるぶしの外側を

 痛める)

・外反捻挫

(足首の内側を痛める)

・伸展捻挫

(足の甲を通る筋が伸びる)



この中で重度なのは、これら3つが

同時に起きるときです。



ケガを負ったら、プレーヤーは無理を

せずに、その場でプレーを止め素早く

処置をしなければなりません。



捻挫は、骨折よりもタチが悪いとも

言われています。



骨折は、骨が折れるため、プレーを

続けることはできませんが、捻挫は

痛みを耐えればプレーできると勘違い

してしまいます。

 

そんなことをしていると、靭帯断裂を

引き起こしてしまうという最悪の状況

にもなりかねません。

 

捻挫の軽度に関係なく、捻挫をしたなと

思ったらまずはプレーを中断し、患部の

足首の腫れ、熱感などを確認して安静に

することが大事になります。

 

捻挫の軽度には、レベルが3つに分かれて

います。


 

・1週間程で完治するもの。

・2~3週間程で完治するもの。

・1~2ヶ月はかかるもの。

 

当たり前ですが、この3つの判断は医師が

するものです。

 

もし捻挫した場合、痛みの具合を見ながら

自分の感覚で、診断しないようにしましょう。

 

もし「あっ、捻挫したかも」と感じた場合は、

「ん~でも軽いから大丈夫やろ?」と思い、

プレーを続けるのではなく、すぐにプレーを

止め、処置をしましょう。

 

また、そのまま放っておかずに医師の

診断を受けて正しい治療の仕方を教えて

もらってくださいね。

 

ケガを未然に防ぐためにも、普段行っている

ウォーミングアップはしっかり
行いましょう!

2017年12月20日12:30 | ■ 梅沢コーチ

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