【梅澤】「集中!」に具体性を持たせると良い理由とは?

こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。

練習をしているときに
連続でミスしたり、

試合中に上手くいかないと
使うあの言葉。

親御さんも、
これから試合に入ろう
とする我が子に使うあの言葉。

みんながよく使う
あの言葉って何でしょうか?

恐らく、

「集中」ではないでしょうか。

この言葉自体は、
とても良い言葉だと思います。

なぜなら、

今すぐ自分にできること
だからです。

ですが、

せっかく良い言葉を使っても
具体性が含まれていなければ、
もったいないと思います。
 
「よし!集中!!」とは、

何に集中するのか?
どのようなことを集中するのか?
 
集中にも
このような具体性を持つ
ことで行動にも影響が出ます。

もっというのであれば、

結果要素を含む集中は、
注意をした方が良いです。
 
声を出して
一球一球を打つ!

ということに
集中するのは良いと思います。

しかし、
声を出して点数を取る
ことに集中するのは、

少し曖昧な感じがします。

では
どうやって点数を取るのか?

テニスは
相手がある競技なので、
相手にも作戦があります。

その作戦に負けず、
自分の点数にするためには、
どのような行動を取るのか?

オーソドックスに
分かりやすい例でいうと。

高い打点でしっかり振り切る。
フォアで回り込んで打つ。

簡単な例ですが、

一点を取るために
「何に集中するか」

の具体性が掴めると思います。

集中で大切なことは、
「今何ができるのか?」
ということです。

それが分かれば、

「今できることに集中!」
という気持ちになるでしょう。

そうなれば、
目の前の状況にも
前向きにチャレンジしていける
と思います。

練習中や試合中に、
「集中!」

と自分に声を
掛ける場面がある場合。

具体性のある言葉を、
集中の前につけて言ってみよう。

親も子どもの試合前に
声を掛けるとすれば、

子どもが、
今何をやろうとしているのか。
何ができるのか。

こういったことを
確認してあげてから
送り出すといいと思います。
2022年6月5日12:00 | ■ 梅沢コーチ

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