【佐藤】コーチとして辞めていること
from 佐藤
僕が指導する時に
大切にしていることが3つあります。
■小言を言わず、観察する
僕は全体を観察することを
大切にしています。
どんな表情で練習しているのか?
どんな練習をした時に楽しんでいるのか?
自主的に行動しているか?
こうして観察しながら、
アドバイスのタイミングを計ったり
次の練習をアレンジしたりします。
■答えを与えることを辞める
「指導すること」と「教えること」は異なります。
指導とは導くことになります。
なので、答えを与えるのではなく、
答えを見つけられるように導きます。
その答えが見つけられるように
たくさんのヒントを与えます。
それがアドバイスになります。
例えば、
ストロークを教える時
方向、高さ、深さ、スピード、回転の大切さを伝えることで
フォームがある程度安定します。
サーブを教える時
コンチネンタルグリップ、スタンス、テイクバックを伝えることで
フォームがある程度安定します。
フォームを教えるのではなく、
ヒントを与えてフォームを作っていく。
こうして、目指すゴールにたどり着けるように
導くことが指導するスキルになると思います。
■長い話を辞める
誰にでも経験があると思いますが、
興味がない長い話をされて、思考が停止することがあります。
同じように、長い拷問のようなミーティングも
伝えられる側は思考が停止していることが多くあります。
なので、大切なことを伝える場合は
3分程度で伝えるようにしています。
ミーティングの時には、
こうすればもっと良くなるかも?
こんなアイデアはどうかな?
などと、イメージを膨らませる
ミーティングを心掛けています。
これが僕がいつも気をつけている
指導する際、大切にしている3つのポイントです。