【丸谷】ボコボコにされるのも悪いもんじゃねえ
2017年1月5日
なんだか、つまんねぇな。
1月2日の
とんねるずのスポーツ王。
毎年楽しみにしている番組の一つですが、
今年は「つまんねぇな」と感じました。
同じテニスでも卓球は面白かったのになぜかと
考えてみると、その差は「真剣さ」ではないかと思いました。
テニスは「上手く手を抜く」こと
そして「素人とトップ選手が同じように楽しむ」
ことが難しい競技特性を持ちます。
番組として、最後まで一瞬見せる、錦織選手の凄さや集中力など
僕が見たかった姿を見ることが出来ませんでした。
テニスの魅力や凄さが上手く伝わったのだろうか、
そんなことばかりが気になりました。
僕はスポーツは一生懸命に
「真剣に取り組むのが面白い」と感じている一人です。
できる、できないのではなく、
レベルが高い、低いではなく、
目標を決めて、それに向けて頑張ることに
スポーツの醍醐味があると考えていて
それを対象のレベルに応じた伝え方で
伝えるのが、お金をもらう対価だと考えています。
特にテニスはレベル差があっても
そこそこいい勝負…に、ならないスポーツです。
レベル差があると、ボコボコにやられ、
精神的に諦めたくなる、機会が幾度も訪れます。
このボコボコにやられる、パターンは
中学に行っても、社会に出ても同じです。
上には上がいて、常に挑戦すると
出る杭は打たれ、誰かに、ボコボコにされます。
ボコボコにされ続けることで、
「やられて、そこからの立ち上がり方」がわかってきます。
しかし、多くの人は、自分が
傷つきたくないので、予防線を張り、先に「マイッタ」をします。
これは我が子に期待感を持っている親も
期待に応えられない子供も同じで、先に諦めてしまうのです。
また、テニスを諦めて、早々に勉強に切り替える、という人がいますが
諦める人は、何をしても諦めます。
諦めて、自分に言い訳をしたり、
ヘラヘラするのだけが上手くなります。
それを幼少期にテニスを通じて訓練して
いくのが、ユニークでテニスの習う意味だと僕は考えています。
だから、今年もテニスを通じて子供も親も、
大いにボコボコにされることをおすすめします。
今年はユニーク、色んな変化が楽しめますよ。
どうぞ、よろしくお願いします!