■陸上・為末大選手、今季限りで引退。

ユニークスタイルの佐藤です。
佐藤卓也_顔写真 陸上のロンドンオリンピック最終予選会となる
日本陸上競技選手権大が大阪で開催されています。
●男子ハンマー投で室伏広治選手(ミズノ)が
前人未到の18連覇という偉業を達成。
●男子やり投げでは、村上幸史選手(スズキ浜松AC)の13連覇を阻み、
ディーン元気選手(早稲田大)が大逆転で初優勝。
●女子100mは16歳の土井杏南選手に注目が集まっていましたが、
福島千里選手(北海道ハイテクAC)が3年連続4度目の優勝。
など、見どころたくさんの競技が行われています。
そして、個人的に興味があったのが、400メートルHで
世界選手権でも銅メダルを2度獲得した為末大選手です。
予選レース、第1ハードルで転倒して最下位になり、
このレースが現役引退レースになってしまった。
為末選手のコメントの一文です。
比較的いろんなレースで結果を出してきた方だと思いますが、
準備があって奇跡が起きたり、結果が出るものであって、
自分なりにはできたけど、
この準備じゃ難しいだろうという準備しかできなくて、
もう少し追い込もうとすると痛みが出たり、どこかケガをしたりと、
ずっと自分を追い込みきれないでこの4年間きていました。
たぶんトレーニング自体が積めなくなっているんだろうと薄々感じていました。
その準備ができなくなったなというはぼんやり感じていたので、
この結果はなんとなく予想していたところもあります。
受け止めて引退したいなと思います。
「準備があって奇跡が起きたり、結果が出るもの」 ここが彼の引退の要因だったのではないでしょうか?
簡単に言えば、
「準備ができなくなった。」ということです。
勘違いをしてはいけないのが、
準備を怠ったわけではなく、「準備ができなくなった」のです。
この準備とはウォーミングアップだけでなく、
大会までの練習内容のほかに、食事・私生活・知識なども含まれていると思います。
アスリートとして、日々の積み重ねをすることが難しくなったみたいですが、
ここまで取組めた人は、人としても経験を積み、魅力ある方だと思います。
最後にもう一文
人生を振り返った時、こんなに輝いている時期は
アスリートのピークの本当に短い間しかないので、
その輝いている時間を精いっぱい楽しんで、
自分の実力を出すことに夢中になってほしいと思います。
スポーツは生涯楽しめます。
プレーする、観戦する、応援するなど、楽しみ方は自由です。
しかし、自分の限界に挑戦するプレイヤーとして戦えるのは
「限られた時間」になってしまいます。
ユニークスタイルでも、ジュニアたちが「限られた時間」を精いっぱい楽しんで、
自分の実力を出すことに夢中になれるようにサポートします。
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スポーツマンとして姿勢を見せてもらいました。
21:58 | ■ 佐藤コーチ |

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