【佐藤】クラブの歴史が選手を強くする。
2015年6月22日
from 佐藤 先日、三重グリーンテニスクラブと
練習試合を行いました。
三重グリーンのジュニアは12・14歳以下で
東海大会や全国大会に出場する選手ばかりでした。
そんな選手達が10人以上集まり
練習試合を行いました。
今回、テクニック・スピードとも
差がある試合が多くありました。
どうして強い選手達が
そんなに育っているのか？
１つはテニス歴の差がありました。
聞けば、みんな５年以上テニスをしています。
もう１つは積み重ねた時間です。
このクラブは３０年の歴史があります。
その間、全国チャンピオンになった選手
プロになった選手もいます。
そういった選手がたまに帰ってきて
ジュニア達の相手をしてくれるそうです。
自分たちより年上の選手達や強い選手達が
どんな姿勢で練習を取組んできたかを
間近で観ることができます。
その選手達のプレーを真似て
持っている道具を真似て
仕草を真似て
積み重ねてきた時間と指導実績が
三重グリーンテニスクラブにはあります。
ユニークスタイルは、時間と実績を
今、積み重ねています。
ただし、積み重ねるスピードを
もっと速くするつもりで行っています。
なので、５年かけて積み重ねる技術を
短い時間で身に付けてもらうつもりで指導しています。
何故なら、大会に出場して勝ち上がるには
自分より強い選手と戦わなければならないからです。
そのために追いつき追い越すには
「今すぐできることをやる」ことです。
夏の県ジュニアまでに必要なのは
できない事をできるようにするのではなく、
できる事をやり続けられることが大切です。
この「できる事をやり続ける」という忍耐力が
短期的に技術向上ができる秘訣だと考えています。
今回の練習試合では
テクニック・スピードに差がありました。
きっと、大会でも同じ状況があります。
その時、乗り越えてくれることを期待しています。
追伸
遠いところを送り迎えをして、
小雨の振る中、試合観戦をして、
温かく試合を見守り続けてくれた
お父さんお母さん、本当にお疲れ様でした。
