【FB】自分の意思でテニスをやった事はなかった。

imaiineges フェイスブック:Babolat バボラテニスより引用
現在、世界ランキング15位でプロ11年目の、26歳ティメア・バシンスキー。

26歳で、プロ11年目です。

彼女は一時はホテル経営学を学ぶため、選手を引退し、レストランでウェイトレスをしていたティメア・バシンスキー。

紆余曲折を経て今の地位に到った彼女の復活の物語は、多くの人々の感動と共感を呼んでいます。

ジュニア時代に数々の大会で好成績を残し、早くから将来を期待されていたバシンスキー。

しかし彼女は、「若い頃は、自分の意志でテニスをやったことはなかった」と言います。
3歳でラケットを手にしたのも、その後続けていたのも全て、父親に言われてのこと。

その後は、テニスで結果を残すほどに目の前にレールが敷かれていき
そこを走る以外の選択肢はなくなっていました。

しかし今から4年前、ケガを機に彼女は「自分の人生を歩もう」と思い、自らの意志でテニスから離れていきます。一時はホテル経営学を学ぶため、ホテルのレストランでウェイトレスとして働いてもいました。

2013年、そんな彼女の人生が再び転機を迎えます。それは、フレンチオープンから受けた1通のEメール。ランキングがまだ200位台に留まっていたため、ギリギリで「予選に出られる」との連絡でした。

ほぼ1年間、全くテニスをしていなかった彼女は予選に出場し、そして初戦で敗れます。しかしこの試合が、彼女のテニスへの情熱を呼び起こしました。「今度は、自分の意志でテニスをやろう」。そう誓ったバシンスキーは、コーチを雇い、ゼロからの再スタートを切ったのです。それから、約2年。彼女はキャリア最高位となる、世界の15位に到達しました。

「今わたしは、自分の人生を生きている」

バシンスキーは、そう言います。プロ11年目の、26歳。全盛期は、自分で歩むこの道の先にあるはずです。

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