■奈良県中学生新人テニス大会

ユニークスタイルの佐藤です。
佐藤卓也_顔写真 土曜日は中学生新人テニス大会に帯同していました。
エントリークラス、チャレンジャークラスの子供たち、ありがとう。
1、2回戦は2-2からの1セットマッチが行われました。
初めて試合に出る新一年生の姿も多く、本当は少しでも長く、1セットの経験を積みたい、
積ませたいと思っている大会なのに対して、
試合方式はショートセットが適応されていました。
女子シングルスのドローを検討すると
144ドローを8面進行で行うと、
1回戦(16試合)を含み、2回戦(64試合)を消化するまでに
8面をフル活用しても10周りしなければ消化できない。
1セットマッチを40分で計算すると、400分(6時間20分)かかり、
AM9:00スタートであれば、PM15:20で2回戦が終了する。
残りの時間で、3回戦(32試合)・4回戦(16試合)・5回戦(8試合)
準々決勝(4試合)・準決勝(2試合)・決勝(1試合)
計63試合を行わなければならない計算になる。
コート面数、コート利用時間、大会日程を考えれば、消化できないことは想像がつくことであり、
待ちに待った試合を経験する新一年生の部員の人には
ショートセット方式はあまりに短い経験だったと思います

本当に「新人戦」にふさわしい、大会運営になっていたのかというと
疑問が湧いてきます。
公式大会が他府県と比べ、非常に少ない奈良県でありながら
数少ない大会の一つがこういった形になったのは残念だと思いました。
常に勝つ人や自ら外部に試合に出場する選手はいいとしても
部活で始めた一年生にとっての最初の試合であることが今回の大会でした。
現在、奈良県の硬式テニスが低迷している原因は
こういった試合の運営方法などにも大きく影響していると思います。
一つ一つの大会運営であっても、その意図と狙いを持ちながら運営していなかなければ
参加者には何も伝わらず、ただ強い子だけが得をする試合になる。
僕たちも大会運営をする上で、注意しなければいけないと強く思いました。
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09:09 | ■ 佐藤コーチ |

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