■試合での【悪い行動パターン】とは!?

ユニークスタイルの佐藤です。
佐藤卓也_顔写真 「奈良県ジュニアテニス選手権秋季大会」
13歳以下男女のシングルス・ダブルスが今週末行われます。
夏の大会では【悪い行動パターン】が多くありました。 ・ミスをしたら下を向く
・サービスを打つテンポが速い(ファーストとセカンドの間)
・隣コートの試合を観る
・ポイント毎に親を観る
・構えを作らない(レシーブ時)
・バックハンドに回り込む
・声が出ていない
・ガッツポーズが弱い
※僕のミニノートに記入した内容です。
この行動パターンをして、調子が上がる選手はほとんどいません。
この反省を踏まえ、最近の練習では、
「技術」「フットワーク」「気持ち」についてワンポイントずつ伝えてきました。
■「フルスイング!!」 サービスでもストロークでもフルスイングでボールを打っているのに
試合では入れるだけのプレーをするのは何故?
練習でしていないことを試合でしても勝てないのはわかっている。
であれば、どんな状況でも「フルスイング!!」
■「クロスステップ!!」 「足を動かせ!!」と言っても、
どうやって足を動かしていいのかわからない。
ボールを追いかけるときには全力で動くが、
ボールを打った後には動きが止まることが多かった。
などの反省を踏まえてディフェンス力UPを目指し、
「クロスステップ」を意識して練習をしてきました。
コートカバーの初めの一歩目をクロスステップしようと言うことです。
「足を動かせ!!」というより、
「クロスステップ!!」と言った方がよく動く。
■「声を出せ!!」 デタラメに声を出すのではなく、3つのポイントがあります。
1.ボールを打つ時
2.ポイントを取った時
3.毎ポイント始まる時
夏以降はこれらの3つのポイントを重視して
練習を取り組んできました。
そして、僕が毎日のように言ってきた言葉が
「フルスイング!!」「クロスステップ!!」「声を出せ!!」です。
クドいように言ってきたのは、僕の「覚悟」です。
「覚悟」とは、他にも伝えたいことがたくさんありますが、
過去の結果から今のみんなに必要なことを判断し、
この短い期間で吸収できることは何かを考え、
伝える内容を決断したことです。
なので、結果は本人の力だけではなく、
指導者の力も大きな要因になるのです。
追伸
野井夕夏子選手も全日本の予選を戦っています。
朝、メールがありました。
今、挑戦している
「回転の量を調節してつなぐところは時間を作れるように回転量を多く」
「攻める時は回転量を少なく速い打点」
を徹底してすること。
そして落ち着いて相手を観てプレーすることができたら、
いけると思います。
今の現時点の全てを出せる試合をしたいです!
これが彼女の「覚悟」です。
こうして、自分が何をするか整理できると
今までの成果を出すことが出来るはずです。
結果は相手がいることなので明言できませんが、
きっと、いい試合ができるはずです。
結果は野井プロのブログから↓
http://ameblo.jp/yukako-noi/ 「声を出せ!!」というのが分かりやすいのが、やっぱり松岡修造のウィンブルドン
2012年11月2日12:08 | ■ 佐藤コーチ

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