【佐藤】練習で一番叱るのは「悪い習慣」

from 佐藤


僕が子ども達を叱る時は


成果に影響が出るなと思う
「悪い習慣=クセ」が出ている時です。


せっかく、ウォーミングアップのために
早めに来ているのに遊んでいる時だったり


コーチには勝てないのが
当たり前と思ったり


コーチが手加減してくれるのが
当たり前と思ったり


自分がやりたくない練習になると
やる気をなくしたり


あと、口グセ、泣きグセだったり


もし、それが改善出来たらって想像してみると
とても良くなりませんか?


僕は練習内容はどこも同じだと思っています。


ただ、そこに集まっている人たちや
意図・目的の違いや


場所やコーチの違いなどで
ちょっとした雰囲気が変わるだけで


練習内容は変わらなくても
練習の質は大きく変わると思います。


集まっているメンバーの習慣の違いで
練習の質ってのは大きく変わります。


例をあげると、、


一昔前のチャレ強は
施設周りを3周が当たり前でした。


今では、1周や2周で終わります。


体力=集中力だと考えているので
夏になると影響が出てくると思います。


今のアカデミー育成になっている子の多くが
レッスン後、定期的に自主練してました。


こうしたちょっとしたことの積み重ねで
気付いた時には大きな差になることがあります。


ちょっとだけ
想像してみてください。


みんなが自分の都合を優先して
練習を休んだり、遅れたり、早退したりする。


そんな仲間の集まりで
テニスが強くなると思いますか?


また、テニスが強くなるだけでなく
習い事を通じての成長につながると思いますか?


スポーツは
結果が出る・出ないの差は生じますが


スポーツを通じての「習慣」には
結果は関係ありません。


全員が学べて、吸収できて、変化があるはずです。


お父さん・お母さんなら
自分たちが中学・高校時代の
強豪校の部活を想像するとわかりやすいかも。


僕はユニークで学ぶ習慣で
全員が成果を達成できるとは思っていません。

ただし、「郷に入れば郷に従え」という感性は
生きていくためには大切な感性だと考えています。


なので、少しでも習慣として身に付くことで
全員の可能性を高めることはできるはずです。

部活動の強豪校で数年間を耐えた人は
それを身に付けられた人が多いから

大人になっても成果を達成する可能性が
高くなっていると思います。


なので、可能性を高めるために
「習慣」を身に付けることが大切になります。


 
2023年6月22日10:00 | ■ 佐藤コーチ

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