【佐藤】塾とは違った視点で勉強することを勧めています。

from 佐藤



前置き 塾の本質は
テストの点数を上げるための
勉強だけではないと思いますが



「テストの点数が悪いから塾に入れる」と
聞くことがあるように



そう考えている人も
多い気がします。



きっと良い塾(講師)は
その先を考えて指導しているはずです。



塾にしても習い事にしても
その先に得られるベネフィットが
重要だと考えています。



僕は毎日練習しろと言います。



テスト1週間前にも
練習を休むなと言います。



雨の日も
練習に参加しろと言います。



でも、勉強もしろと言います。



何故なら勉強することで
テニスに必要な能力が
身に付くからです。



多くの場合、
学校の成績のために
勉強すると思います。



成績を上げることで
勉強へのモチベーション向上や



将来のために、
より良い環境に身を置くため



知識水準を高くして
多くの選択肢が持てるようする



その基準になるのが
進学先の学校になると思います。



要するに
「学校選びのための勉強」という
意味合いが強い気がします。



その先に良い就職先や将来像が
イメージしやすくなり
安心感が高まります。



僕が勉強しろというのは
「非認知能力」向上のためです。



それがテニスのためになり
人としての成長のためだと思っています。



では、「非認知能力」とは?



僕は「心の力」と解釈していますが
大きく分けると



「自分に関する力」「人と関わる力」
に分けられると言われています。



自尊心、自己肯定感、
自立心、自制心、自信などの
「自分に関する力」



協調性、共感する力、思いやり、
社交性、良いか悪いかを知る道徳性などの



一般的には社会性と呼ばれる
「人と関わる力」



では、僕がその能力に長けているか?
と言われると全然ダメです。



でも、その分、理解したり
どう伝えればいいのか?
どう育てればいいのか?



を人一倍程度は
意識していると思います。



そこで、選手たちに
ミーティングで伝えるのが



学校で授業を聞くことで
理解力(聞く力)
記憶力(覚える力)
コミュニケーション能力(伝える力)



その力が身に付いているかの
確認をするために



学校の定期テストで
成果の確認が出来るようになれば
成績は向上する可能性が高い
と伝えています。



テニスの練習以外でも
テニスのためのトレーニングになり



成績が上がることで
親も安心させられれば



もっと応援してもらえるぞ
と伝えています。



誰もが同じ目的で勉強しなくても
必ずしも高い成績が必要でもない



大切なのは、
「何のために頑張るのか?」
「どうすればいいのか?」



それが自分で整理できる力を
身に付けることだと思います。

2019年3月13日12:02 | ■ 佐藤コーチ

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