【梅澤】なぜうちの子、ボールに突っ込むの?

こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。

先日、
週1回テニスを習っている
子どもの保護者の方から、

「コーチ、
うちの子って、

テニスの才能
ないんですかね~?」

というご質問がありました。

才能と言うと、
幅が広すぎるので、

少し話しを聴いてみると、

「弾んでくるボールに
突っ込みに行く」

という部分が
気になったようです。

この部分については
僕も同感ですが、

なぜそうなるのか?
という原因まだでは
分からないとのこと。

これは簡単に言うと、

まだ
ボールの弾み方に対する
感覚が持てていない
状態です。
 
それを聞いて、
「あ~、確かに。
そういえばあんまり
ボール遊びしてないかも」

と仰っていました。

そして僕から、
「お子さんともっと、
ボールで遊んであげる
のはどうでしょう?」

「他にも、
ボールとラケットを
使って遊んでみるのも
良いと思います」

とお伝えしました。

大人の目線で見ると
ついつい、

ラケットはこう持つ!
打ち方はこうする!
もっと肘をあげて!

と言いたくなるのも
分かるのですが、

まずはテニスを
球技として考えてみると
分かりやすいのですが、

動いてるボールを
空中で打つのですから、
 
先に空間認知能力という
能力が重要となります。

そこから
最適なタイミングで
ボールを打つために、

目と手の調和
目と足の調和
 
これらの能力が
重要になってきます。

もちろん
体を上手くかす能力、

ボールを
遠くに飛ばす能力、

イメージした通りに
ボールを打つ能力など、

今後、
必要になってくるものは
たくさんありますが、

このお子さんには、
まずボールに慣れる。

それを遊び感覚の中で
親子で楽しみながら、

そういった感覚を
養ってあげることを
お伝えしました。

今回のような
似たような実例が
ありました。

それは我が子です。

僕の子どもたちも
あまり球技は得意な方
ではありませんでした。

なので、
最初は風船を膨らませ、

家の中で
いっしょに遊んだり、

家の前のスペースで
100均で売っている、

少し大きめの
カラーボールを転がしたり、

そのボールで
キャッチボールをしたり、

ラケットで転がすように
打ち合ってみたり、

足でボールを蹴ったりして、
遊んでいました。

すると段々ボールの弾み方、
ボールが体に近づいてくる
感覚が掴めてくるので、

自然とボールと一定の
距離感を取れるようになり、

コートでは
少しずつですがラリーも
続くようになりました。

そうすると、
以前より楽しそうに
テニスをやるようになり、

笑い声や笑顔も
増えていきましたし、

同じクラスの子たちとの
コミュニケーションも
増えていってましたね。

こういった遊び感覚は
子どもも楽しめますし、

親も子どもの成長を
間近で感じられ、

嬉しいと思います。

ですが1回やったら
「はい!できた!!」
というものではないので、

時間を
かけてあげてください。

時間をかけてあげれば、
出来るようになります。
そしてこういったことから

練習をすることの大事さ
伝わるでしょう。

今回、
保護者の方から

貴重なご質問を
いただけたことで、

子どもの
成長をサポートする

きっかけと
なりましたことに
感謝いたします。

ありがとうございました!
2022年3月13日12:00 | ■ 梅沢コーチ

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