【梅澤】焦りや不安はチャンス!?

こんにちは。

ユニークスタイルの梅澤です。

 

日に日に暑くなってきましたね。

 

選手の皆さんや保護者の方々も

熱中症にはくれぐれも気をつけて

ください。

 

今日は、焦りや不安についてお話

したいと思います。

 

試合中、自分が不利な状況や展開に

なると焦りや不安が生まれてきます。

 

これは、テニス特有ではなく、どんな

スポーツ選手にもあります。

 

こういった場面では、「よっしゃ!」や

「よし!」といった声を出して自己肯定

感を上げることが多いと思います。

 

では、練習中や普段の生活の中で

感じる焦りや不安はどうしていますか?

 

意外と焦りや不安が漠然としている

感じはありませんか?

 

もし今あるのであれば、ノートに書き

出してみるといいでしょう。

 

なぜ焦っているのか?

何に不安を感じているのか?

 

思うところをノートに書き出してみる

ことで、原因が突き止められたり、

具体的な何かが見えてきます。

 

例えば。

「不安です。」

「なぜ不安なのですか?」

「試合まで時間がないから」

「時間がないとどうなるの?」

「勝てない。一日8時間練習

しても間に合わない。」

「では、一日10時間練習すれば

どうでしょう?」

「そんなことしたら体がもたず、

壊れてしまう。」

「では、どうしたらいいのでしょうか?」

 

書き出した焦りや不安に質問をして

みると、できることとできないことが

明確になってきます。

 

上記の例をそのまま鵜呑みにして

本当に10時間も練習したらどうなる

でしょう?

 

そこで無理をしたからといって、良い

結果が出るとは思いません。

 

むしろ、目標にしていた試合をケガで

棄権するなんてこともあるでしょう。

 

それでは意味がありません。

 

無茶なことを毎日やるのではなく、

今の自分の中でしんどくても毎日

できることを確実にやることをする。

 

確実にやるから強くなれます。

 

強くなれる人となれない人の差は、

とにかくできることを隙間なくやった

かどうかです。

 

ノートに書いた焦りや不安の原因や

正体が分かったきたら、次に何を

やるできか、何ができるのかを考え

ていきましょう。

 

無理をするのではなく、今の自分が

少し頑張らないとできないこと。

 

何をやればいいのかが分かれば、

それに取り組んで行動します。

 

取り組めば、焦りや不安が落ち着いて

練習にも集中することができるでしょう。

 

焦りや不安を感じたら、気のせいだと

誤魔化さず、一度書き出して、考えて

みてください。

 

すると、上達のヒントや自分の成長に

繋がるものが見つかると思います。

2017年7月12日11:00 | ■ 梅沢コーチ

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