【メルマガ】保護者が持つ「疑問」について
2014年4月16日
今日は僕が執筆している
「お父さんのためのテニス教室」のメルマガをご紹介します。
●お父さんのためのテニス教室メルマガ
●2014年1月15日号
先日、体験受講をした子供の保護者から
受講後に質問がありました。
「うちの子はあんな打ち方でいいのですか?」
「ラケットの持ち方や、振り方はあれでいいんですか?」
きっと、、、
「何で持ち方を教えないの?」
「普通はフォームを教えるんじゃないの?」
と、【疑問】を持たれていると思います。
特にテニス経験者の保護者であれば、
子供たちの打ち方を観て、たくさんアドバイスポイントがあったと思います。
そのような質問に対して、私の答えは、、、
「打ち方もアドバイスもしなくていいと考えています。」と、
いつも同じことをお伝えしています。
なぜなら、子供たちは正しい持ち方でボールを打つことも、
カッコいい打ち方でボールを打つことを望んでいないからです。
子供たちは「自由にボールを打ちたい」だけだからです。
私が保護者のみなさんに求めるとしたら、
時間が空いている時に、一緒になって打ち合ってあげることです。
なので、初めての子供や週1・2回の子供には
ほとんどフォームを教えていません。
でも、面白いことに
ポイント練習するとラリーになります。
その繰り返しの中、ポイントの数え方やルールを覚えたりしながら、
少しずつフォームが固まっていきます。
「じゃあ、いつ何を教えるの?」と
疑問を持たれると思います。
ポイントの数え方やルールを覚え、
テニスに興味を持つようになってから指導しています。
私たちのクラブで、
テニスに興味を持つまでに教えることは、、、
・フォアハンドの左手の使い方
・コンチネンタルグリップ
・サービスの3つのポイント
それだけです。
そこから本格的にジュニア選手を目指すジュニアたちには
フットワークを覚えるために反復練習を繰り返すことが多くあります。
練習量も増え、体力的にも厳しくなってきます。
でも、興味を持った子たちは
自分の意志でテニスが上手くなりたいと上のクラスに入ってきています。
その時には、多少の厳しさを受け入れる準備が出来ているので、
難しい技術的な指導をしても、何とか頑張ろうとする姿勢になります。
ここ私が大切にしたいのは
「子供達が何を求めているか?」を重視することです。
週1回もしくは週2回の受講者の子供たちの多くに必要なのは
「フォームを教えること」ではなく、「テニスの楽しみ方」を教えることだと考えています。
「テニスの楽しみ方」を知った子供たちは欲を持ち、
次は「試合に勝つ喜び」を求めようとします。
その「試合に勝つ喜び」を得るためには、
人並み以上の努力が必要になります。
その時、「フォームを教える」ことでテニスの技術を学び、
それだけでなく、選手としてのマナーや振舞いが大切なことを伝えます。
私たちのような指導者はテニスというスポーツを通じて
家庭や学校以外で得られる人間形成のお手伝いをしています。
話を元に戻しますが、私たちのような指導者は
「子供達が何を求めているか?」を重視しています。
その時の子供が求めるモノと保護者が求めるモノは
きっと違うのかもしれません。
ただし、その先には
「保護者が求めているモノ」があると考えています。
それが、礼儀、根性、忍耐力、協調性、統制力、
健康、体力、目標設定などではないでしょうか?
この求めているモノへの最短距離が
「楽しむ」ということを教えることだと考えています。
そうした考えの下、私は初心者の子供達には
「フォームを教える」ことをしていません。
もしかしたら、コーチがテニスを指導するということと、
保護者がイメージしている指導とは少し違うのかもしれません。
この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。
配信は毎週水曜日の20:30を予定しています
登録は無料で、解除はいつでも自由に行えるのでご安心ください。
登録はお名前、メールアドレス、お住まいをご入力頂き、最後に「申込みボタン」を押して下さい。
確認メールが届きましたら、翌水曜日より、メールマガジンが届きます。
※普段からよく使うパソコンのアドレスをお勧めします。
携帯メール、Yahoo、hotmailでは届かない場合がございます。
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●2014年1月15日号
先日、体験受講をした子供の保護者から
受講後に質問がありました。
「うちの子はあんな打ち方でいいのですか?」
「ラケットの持ち方や、振り方はあれでいいんですか?」
きっと、、、
「何で持ち方を教えないの?」
「普通はフォームを教えるんじゃないの?」
と、【疑問】を持たれていると思います。
特にテニス経験者の保護者であれば、
子供たちの打ち方を観て、たくさんアドバイスポイントがあったと思います。
そのような質問に対して、私の答えは、、、
「打ち方もアドバイスもしなくていいと考えています。」と、
いつも同じことをお伝えしています。
なぜなら、子供たちは正しい持ち方でボールを打つことも、
カッコいい打ち方でボールを打つことを望んでいないからです。
子供たちは「自由にボールを打ちたい」だけだからです。
私が保護者のみなさんに求めるとしたら、
時間が空いている時に、一緒になって打ち合ってあげることです。
なので、初めての子供や週1・2回の子供には
ほとんどフォームを教えていません。
でも、面白いことに
ポイント練習するとラリーになります。
その繰り返しの中、ポイントの数え方やルールを覚えたりしながら、
少しずつフォームが固まっていきます。
「じゃあ、いつ何を教えるの?」と
疑問を持たれると思います。
ポイントの数え方やルールを覚え、
テニスに興味を持つようになってから指導しています。
私たちのクラブで、
テニスに興味を持つまでに教えることは、、、
・フォアハンドの左手の使い方
・コンチネンタルグリップ
・サービスの3つのポイント
それだけです。
そこから本格的にジュニア選手を目指すジュニアたちには
フットワークを覚えるために反復練習を繰り返すことが多くあります。
練習量も増え、体力的にも厳しくなってきます。
でも、興味を持った子たちは
自分の意志でテニスが上手くなりたいと上のクラスに入ってきています。
その時には、多少の厳しさを受け入れる準備が出来ているので、
難しい技術的な指導をしても、何とか頑張ろうとする姿勢になります。
ここ私が大切にしたいのは
「子供達が何を求めているか?」を重視することです。
週1回もしくは週2回の受講者の子供たちの多くに必要なのは
「フォームを教えること」ではなく、「テニスの楽しみ方」を教えることだと考えています。
「テニスの楽しみ方」を知った子供たちは欲を持ち、
次は「試合に勝つ喜び」を求めようとします。
その「試合に勝つ喜び」を得るためには、
人並み以上の努力が必要になります。
その時、「フォームを教える」ことでテニスの技術を学び、
それだけでなく、選手としてのマナーや振舞いが大切なことを伝えます。
私たちのような指導者はテニスというスポーツを通じて
家庭や学校以外で得られる人間形成のお手伝いをしています。
話を元に戻しますが、私たちのような指導者は
「子供達が何を求めているか?」を重視しています。
その時の子供が求めるモノと保護者が求めるモノは
きっと違うのかもしれません。
ただし、その先には
「保護者が求めているモノ」があると考えています。
それが、礼儀、根性、忍耐力、協調性、統制力、
健康、体力、目標設定などではないでしょうか?
この求めているモノへの最短距離が
「楽しむ」ということを教えることだと考えています。
そうした考えの下、私は初心者の子供達には
「フォームを教える」ことをしていません。
もしかしたら、コーチがテニスを指導するということと、
保護者がイメージしている指導とは少し違うのかもしれません。
この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。
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2014年4月16日12:06 | ■メルマガ