【メルマガ】「持たなくていいプライド」が成長の邪魔をする。
今日は僕が執筆している
「お父さんのためのテニス教室」のメルマガをご紹介します。
●お父さんのためのテニス教室メルマガ
●2013年12月11日号
私が指導している時に注意するのは
「持たなくていいプライド」を見分けることです。
何故なら、どうでもいいプライドが
選手としての成長の邪魔をするからです。
では、どんなプライドを見分ければいいのか?
一見、判りにくいかもしれませんが、
実はものすごく簡単なことなのです。
それは「行動基準」をチェックするだけです。
何人かのトップ選手の行動の共通点を見つけ、
同じ行動ができているかチェックするのです。
どんなところをチェックするのか?
簡単なところでは、、、
・身なり(ウェアの着方、キャップのかぶり方など)
・道具(ガットのズレ、グリップテープの準備など)
・荷物(何を持ってコートに入っているか?)
・試合前、試合後(ウォーミングアップやクールダウン、コーチへの報告など)
・試合中のルーティン(サービスやレシーブに入る前の行動)
これだけをチェックするだけで
多くの違いが見えてくると思います。
最近では、キャップのかぶり方とソックスについて
ジュニア達に注意しました。
キャップのかぶり方では、
前髪を上げてかぶるとみんなに笑われると言い
その結果、前髪を下ろしたままキャップをかぶるので
視界の邪魔になっている。
ソックスでは、
日焼けしたくないからシューズインソックスを履き
その結果、くるぶし辺りに擦り傷がある。
こうした行動は「試合に勝つ」ことへの意識が薄れ、
人の目を気にしただけの行動になっている。
こうしたささいな行動が
「持たなくていいプライド」と気付かないジュニアが多い。
なので、注意しても「何でいけないの?」という態度になります。
その「何で?」という疑問に対して、
しっかり説明をして納得させるのが指導者の仕事になります。
もし説明不足になれば、
反発して余計に「持たなくていいプライド」が強くなります。
成長期の子供達は子供扱いされるのを嫌がります。
「だまってオレの言うことを聞いとけばいい」的な発想は
子供達からの信用を失うことになります。
もし、お父さんにお母さんに過去にそのような指導を受け、
自分が成長したという経験があったとしても、
今の子供達には通じないと思います。
なので、アドバイスする時も叱る時も
「説明して納得させること」が重要になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。
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