【メルマガ】テニススクールに通っているけど、成長を感じない理由とは!?

今日は僕が執筆している
「お父さんのためのテニス教室」のメルマガをご紹介します。


佐藤●お父さんのためのテニス教室メルマガ
●2014年10月15日号


お父さんの為のテニス教室の佐藤です。


テニススクールに通っている我が子を見ると
「あまり変化がない」と感じる。


前回、その理由の一つに「躾(しつけ)」について
お伝えさせていただきました。


私たち指導者は子供たちに「躾」をするのではなく、
「習慣」を作ることで、効率良く練習を行うことを目的にしています。

「躾」は、親自身が家庭内で見せる行動
それが一番効果があることを伝えさせていただきました。

今回は、「変化を感じない」もう一つの理由だと考えている
「目標」について、お伝えさせていただきます。


子供は初めから目標を持つことはほとんどありません。
目標より「夢」を持つようになります。


医者になりたい。

アイドルになりたい。

スポーツ選手になりたい。


など、子供は大きな「夢」を持ちます。


では、「夢」と「目標」の違いとは何か?

それは、そこに辿り着くまでの道のりが
イメージできるか、できないか、の差だと思います。

医者であれば「勉強ができる人」と
イメージがしやすく、夢から目標に変わりやすい。


しかし、アイドルやスポーツ選手は
一般的にはわからない部分が多くあります。


なので、多くの人が「夢」のままに時が過ぎ、
気付いた時には大人になっている。


では、「お子さんの変化」と「目標」が
どう関係するのか?


「夢」では、何を行動したらわからず、
何もしないまま終わる可能性が高い。


「目標」なら、何を行動したらいいのかイメージができ、
行動することで「変化」が生じる。


要するに、「目標」を持つことで
子供が変化する可能性が高くなるのです。


そこで、どうやって「目標」を持たせるのか?

私は「結果」が大切だと考えています。

スポーツでは試合に出場すること、
アイドルであればオーディションを受けてみることです。


そうした場を経験することで
「夢」から「目標」に変化しやすいのです。


そこでの勝った負けた、受かった落ちたなどの結果で
「勝ちたかったら(受かりたかったら)どうするか?」を考えます。

何をしたらもっと良くなるかを考え、
それを行動に移すことで「夢」⇒「目標」に変わるのです。

親が求めている「変化(成長)」の為には
自分の力を試す場所を作ってあげることだと思います。


もし、「世界で戦えるテニスプレーヤーになりたい」という夢があれば、
日本のトップを目指すより、海外の大会に出場することが
「夢」⇒「目標」になるのではないでしょうか?


その時、英会話について真剣に考え始めたり、
テニスに対しての姿勢に変化があるかもしれません。


この内容がお父さんお母さんの参考になれば幸いです。



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2014年12月17日12:00 | ■メルマガ

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