【挫折】「嘘つき!」と呼ばれないジュニア育成法
2012年6月8日
東京ばななを持って帰って、子供たちに点数稼ぎを目論む、
単純思考のユニークスタイルの丸谷です。
全仏の準決勝、シャラポアvsクビトバのハードヒット対決
シャラポアに軍配があがりました。
この試合、クビトバが10本のウィナー決めつつも20本の凡ミスを犯していたのに対し、
シャラポワは15本のウィナーを決めつつも凡ミスの数は17本だった。
これがシャラポアの試合後のコメントです。
>「風のせいで好試合をするにはタフでした。どれだけ堅実な試合にするかでした。
>今日は我慢強さが重要でした。どんなに良いプレーをしても大した違いにはなりませんでした。 あれだけのハードヒッターが「堅実」なプレイと「我慢」
を重ねた試合だと振り返っています。
そして、「どんなに良いプレイをしても大した違いにはならない」と冷静に試合を評価している
ことがシャラポアアンフォースドエラーを抑えた結果につながった。
両者とも、ウィーナーの数よりもアンフォーストエラー(凡ミス)が上回っている。
・・・
最近のジュニアを見ていると、
「打つ=良い」
「打たない=悪い」
という判断基準を持っている選手が多く、その背景には親御さんの影響か
「打つ」=将来性がある
「打たない」=将来性がない
と思い込んでいる傾向が非常に強いように思う。
じゃあ、それが間違っているか?といわれると、確かにそうかもしれないが、
「打つ=良い」という単純な問題ではない。
中には「負けたけど打てたから良かった」というジュニアもいるが、
まだそのステージの選手であれば問題ないが、トップ選手はそんな風には考えていないと思う。
もしあなたがシャラポアだったらどうしていたのか?
もし「打つ=良い」「打たない=悪い、弱気」という図式でしか考えられないと
もしかしたら、ウィーナーとアンフォースドエラーを量産し、クビトバに負けていたかもしれない。
プロだしそれはないでしょうが、もしかして「クビトバに打ち勝つこと」や
「自分のプレイ」にこだわるパフォーマンスを選択したかもしれない。
自分らしくプレイすることは気持ちがいい。
負けても「練習通りに打ったよ」と答えれば全てがOKに見えるから。
それを繰り返すと「打てば言い訳が通る」「打てばコーチは満足」「打てば親は満足」
という本質を見失う結果になりかねない。
その選手は「なぜ打つのか?」という本質を教わらずに
「打たなければいけない」という形だけを覚えていることになる。
その結果、どうなるのか?
勝てないし、将来が全く見えないじゃないか!嘘つき!」
ということになりかねない。
多分、そこで気付くと思う。
「打つ人」が将来性があるのではなく
勝っていくために、「打つ選択」が大切であることを。 アスリートである以上、YES,NOのジャッジは
やはり「勝敗」が基準にないとブレてしまうんじゃないかと思う。
今回ハードヒットするシャラポアが現在の女子テニス界でも
最もハイレベルな打ち合いを終えて、漏らした言葉
「堅実」と「我慢」は、プロフェッショナルとして「勝負」をとらえ
勝ち負けの「本質」を知っている者の言葉だったのかもしれない。
「形」だけ、上辺だけ教えれば教えるほど、
本質(勝負)とはかけ離れたジュニアが量産される結果になるだろう。 打つ面白さ、打つ楽しさ、そして打つ気持ちよさ。
それを知っているジュニアは自らそれを選択する。
子供が自らその楽しさを知らなければ
低年齢での「打つ」はただの大人の形なのだ。
だからこそ、低年齢でも「ガンガン打てるように」
10歳以下はプレイ&ステイのグリーンボールが公認球となったのです。
10歳以下の子供たち、「ガンガン」打ち込める
グリーンボールの試合をぜひ「誰よりも早く」経験してください。 今後の10歳以下のオフィシャルな大会はグリーンボールに移行するでしょう。
その時に結果を残せるように、今グリーンを経験してみることをオススメします。
闘魂総順位、10歳以下グリーンボールの大会はこちら
追伸
ゆかこはプロ選手としてどんな風に考えているのか?
今度練習に来た時に、聞いてみよう。
単純思考のユニークスタイルの丸谷です。
全仏の準決勝、シャラポアvsクビトバのハードヒット対決
シャラポアに軍配があがりました。
この試合、クビトバが10本のウィナー決めつつも20本の凡ミスを犯していたのに対し、
シャラポワは15本のウィナーを決めつつも凡ミスの数は17本だった。
これがシャラポアの試合後のコメントです。
>「風のせいで好試合をするにはタフでした。どれだけ堅実な試合にするかでした。
>今日は我慢強さが重要でした。どんなに良いプレーをしても大した違いにはなりませんでした。 あれだけのハードヒッターが「堅実」なプレイと「我慢」
を重ねた試合だと振り返っています。
そして、「どんなに良いプレイをしても大した違いにはならない」と冷静に試合を評価している
ことがシャラポアアンフォースドエラーを抑えた結果につながった。
両者とも、ウィーナーの数よりもアンフォーストエラー(凡ミス)が上回っている。
・・・
最近のジュニアを見ていると、
「打つ=良い」
「打たない=悪い」
という判断基準を持っている選手が多く、その背景には親御さんの影響か
「打つ」=将来性がある
「打たない」=将来性がない
と思い込んでいる傾向が非常に強いように思う。
じゃあ、それが間違っているか?といわれると、確かにそうかもしれないが、
「打つ=良い」という単純な問題ではない。
中には「負けたけど打てたから良かった」というジュニアもいるが、
まだそのステージの選手であれば問題ないが、トップ選手はそんな風には考えていないと思う。
もしあなたがシャラポアだったらどうしていたのか?
もし「打つ=良い」「打たない=悪い、弱気」という図式でしか考えられないと
もしかしたら、ウィーナーとアンフォースドエラーを量産し、クビトバに負けていたかもしれない。
プロだしそれはないでしょうが、もしかして「クビトバに打ち勝つこと」や
「自分のプレイ」にこだわるパフォーマンスを選択したかもしれない。
自分らしくプレイすることは気持ちがいい。
負けても「練習通りに打ったよ」と答えれば全てがOKに見えるから。
それを繰り返すと「打てば言い訳が通る」「打てばコーチは満足」「打てば親は満足」
という本質を見失う結果になりかねない。
その選手は「なぜ打つのか?」という本質を教わらずに
「打たなければいけない」という形だけを覚えていることになる。
その結果、どうなるのか?
勝てない。
ただの「粗けずり」で終わる。
勝てないし、将来が全く見えないじゃないか!嘘つき!」
ということになりかねない。
多分、そこで気付くと思う。
「打つ人」が将来性があるのではなく
勝っていくために、「打つ選択」が大切であることを。 アスリートである以上、YES,NOのジャッジは
やはり「勝敗」が基準にないとブレてしまうんじゃないかと思う。
今回ハードヒットするシャラポアが現在の女子テニス界でも
最もハイレベルな打ち合いを終えて、漏らした言葉
「堅実」と「我慢」は、プロフェッショナルとして「勝負」をとらえ
勝ち負けの「本質」を知っている者の言葉だったのかもしれない。
「形」だけ、上辺だけ教えれば教えるほど、
本質(勝負)とはかけ離れたジュニアが量産される結果になるだろう。 打つ面白さ、打つ楽しさ、そして打つ気持ちよさ。
それを知っているジュニアは自らそれを選択する。
子供が自らその楽しさを知らなければ
低年齢での「打つ」はただの大人の形なのだ。
だからこそ、低年齢でも「ガンガン打てるように」
10歳以下はプレイ&ステイのグリーンボールが公認球となったのです。
10歳以下の子供たち、「ガンガン」打ち込める
グリーンボールの試合をぜひ「誰よりも早く」経験してください。 今後の10歳以下のオフィシャルな大会はグリーンボールに移行するでしょう。
その時に結果を残せるように、今グリーンを経験してみることをオススメします。
闘魂総順位、10歳以下グリーンボールの大会はこちら
追伸
ゆかこはプロ選手としてどんな風に考えているのか?
今度練習に来た時に、聞いてみよう。
2012年6月8日15:43 | 指導方針