【梅澤】子どもに「おつかれ!試合勝った?」と聞いていませんか?

こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。

今日は
子どもの試合後のお話しです。

子どもが試合から帰ってきて、
真っ先に「今日は勝った?」

と一度は聞いたことがある
親御さんはいらっしゃると
思います。

一度や二度ぐらいはある
という方もいれば、

毎回聞いている方もおられる
と思います。

試合には
必ず勝ち負けがついてきます。

親も早く結果を聞きたくて
仕方がないのも分かります。

ですが、
子どもが親に聞いてほしい
ことは、
 
結果ではないことが多いです。
 
親:
試合結果。

子供:
内容や取り組み。

この時点で、
利き手と話し手に
ズレが生じています。

試合は
勝つ試合もあれば、

当然負ける試合もあります。

子どもは結果でしか、
親から評価されないと感じると、
 
テニスをすることが
つまらなく思います。
 
ここで少し
テニスの試合の結果を、

学校のテストの結果に
置き換えてみたいと思います。

子どもが
学校のテストの答案用紙を
持って帰ってきました。

「おかえり。テストは100点やった?」

これを毎回子どもは聞かれると、
どうでしょう?

なかなか、
しんどい気持ちになりますよね?

テストも
毎回100点はキツイと思います。

さらに、
「そうか、80点か。
100点まであと20点あるな」

と言われたら、
勉強へのヤル気も
落ちてしまうかもしれません。

ちょっと極端な例
だったかもしれませんが、

結果中心に話しが進んだり、
考えたりすると

親にとっても
子どもにとっても
つらいことだと思います。

ではどのように聞いて
あげれば良いか?

今日の試合、
どうだった?楽しかった?
 
試合の結果から、
何を感じた?どう思った?
 
このような
プレーヤーの心の部分を
聞いてあげるとよいでしょう。

その質問に子どもが
返してきた答えに、

「そうなんや~」
と聞いてあげます。

仮に、
涙を流しながら「悔しい」
と言うのであれば、

「そうか、悔しくなるぐらい
頑張ったんやな」

と声を掛けて、
そっとしてあげます。

親としては、
試合結果を具体的に
子どもから確認したく
なるでしょうが、

そこは我慢です。

結果より
まずは一生懸命に
試合をした子どもの話し、
 
これを聞いてあげましょう。
受け入れてあげましょう。
 
そして今後の
子どもの頑張りたい気持ち、
 
子どもの一生懸命を
サポートしてあげること
が大切になります。
2022年5月7日12:00 | ■ 梅沢コーチ

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