●なぜ、最近の子供たちは小食なのか?

去年の夏の合宿。
初日の夜のミーティング、佐藤コーチはこんな切り出し方をした。

「食事が弱い。」

こういった機会があってはじめて
自分が周りの選手に比べて「食事が食べれない」ということに気づく。
身体を作ること。
タフな練習に耐えられるだけの強靭な身体を。
今すぐ、「残さず食べなさい」といっても無理。
だって普段から練習していないから。
合宿の期間だけ無理に食べることは可能かもしれない。
だけど、重要なのは今回の合宿のテーマでもあるように
「自分で気づき、変えようと思う」きっかけにすること。
今回の合宿で無理にさらされて、合宿が終われば
またすぐに自分の生活に戻るのではなく、
今回の合宿で気づいたこと、感じたことを持ち帰って、
日頃の生活や練習の中でフィードバックすること。
合宿が終わってから、少しづつ時間を重ねて
少しづつ変化していく、そんな気づきのきかっけにしたいと思う。
合宿で感じたことを継続して続けようという気持ちの
「きっかけ」になればこの合宿は成功だと思う。
さっき夕食をみんなで終えて、やっぱり「食べれない」という
のが正直な感想。
でも今日来てくれている2人の選手は、「強くなるために食べる」
という選択を選んだ。
きっとこの2人は何度も合宿や遠征を繰り返し
ライバルたちの食事を見てきて、今の身体があるのだと思う。
コーチの過去の経験から言うと、今のみんなの同じ年齢の第一線で
活躍している子供たちは「ガンガン食べていた」ということも知っておいて欲しい。
彼らがご飯が好きだったわけでもなく、
彼らは「強くなるためにそういう選択を選んだ」ということも知っておいて欲しい。
きっと「食べることも筋トレと同じ」ように考えていたのだと思う。
それも覚悟のうちの一つだよね。
大事なのは、コーチがそういっているから、または周りがそうしているから
そうしよう、という単純な話ではなく、自分で感じること。
そして自分で選ぶこと。
型にハメられて、やらされるのは楽なんだよね。
でもそうはしないよ。
自分で感じること。
自分で整理して考えて、周りと食事をして、お風呂に入って
一緒に寝て。そんな生活をしながら気づくことはいろいろあるはず。
自分が小食だって気づいたでしょ?
自分がご飯を食べれないということも
こんなきっかけで気づくんだよね。
・・・

いよいよ、明日から合宿です。
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ユニークスタイル夏のジュニア大会
合宿エントリー2012
09:13 | 合宿・遠征 |

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