●イレギュラーに悪戦苦闘している子供は面白い

3度の飯より、コメダ珈琲のカツサンドが大好き
ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 今日は朝から第二浄化センターで県の職員の方と
テニスコートの改修計画についての予算どりや時期などについて打ち合わせでした。
イレギュラーも多く、さすがに満足のいくコートではありませんが、それでもオムニコートより
ずっとジュニアの育成にとっては有効的です。
昨日も練習をみているとイレギュラーがあり、見ていると面白いものです。
何が面白いのかと言うと、その後の子供たちのリアクションです。
一気に集中を切らすもの…
仕方ない、と切り替えるもの…
イレギュラーしたボールは諦めるもの…
イレギュラーしたボールも諦めずになんとか反応するもの…
それぞれです。
その反応を見てみると、その選手の「現状」が映し出されています。
そして色んな課題が見えてきます。
オムニコートは便利です。雨天時にも強く、イレギュラーも手間のかかるート整備もありません。
しかしその便利さが、同時に弊害も生み出します。
イレギュラーがない、ということは、イレギュラーに対応できない選手が育ちます。
そしていつまでもボールの入り込みが遅く、滑って誤魔化せるため、正しいフットワークが身に付きません。
クレーコートがもたらす優位性を、テクニック的な部分を述べればキリがありません。
メンタル的な部分ももちろん粘り強く、我慢強い選手が育ちます。
球足が遅いため、簡単にポイントがとれず工夫する戦術が身に付きます。
便利ではなく、快適でもない、ということも視点を変えればいくらでも、メリットを探せます。 つまり、重要なのは
視点をどの部分にフォーカスするのか? です。
森をみるのか、林を見るのか、枝をみるのかです。
どれも正解ですが、どこを見るかによってその人が求めている本質は変わります。
僕たちは、コートや環境に対して、1つ1つのネガティブな要素を拾い集めていくよりも、
与えられた環境の中で自分達が工夫をして
考えて、苦労して、我慢して
その中で「目標達成をして、成功体験を積み重ねていく」ことのほうがよっぽど「本質」
だと思いますし、そんな「環境」だからこそ達成した時に「価値」があると思います。
視点って面白いものですね。
僕達に出来ることは、今後奈良県と協議してすこしづつ皆さんに喜んでもらえるコートを
整備しながら、コートを大事にする気持ちを伝え、与えられた中でベストを尽くすことしかないと思っています。
ビニールハウスで水泳の松田選手が育ったように、ボコボコのコートの中で
チャンピオンが出てくれれば、それはとても素晴らしいことです。
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15:15 | 丸谷コーチ |

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