●腹がたったので怒りました。

丸谷です。
怒りながら感情的に書きます。
今日アカデミーの練習であまりの「意識の低さ」
「心の弱さ」に怒りました。
怒るときには「感情的に怒る時」と「怒っている演出をして、大事な事を感じ取ってほしい」
という意図がある時があります。
これはお父さんお母さんも同じだと思います。
今日は半分半分くらいの割合でした。
「まだまだそんな選手じゃないし…」
「まだあの年齢だし…」
「まだテニス歴も短いし、ちゃんと練習をしだして期間も短いし…」
という「なんとなく正論」のように聞こえるような考え方があります。
しかし、僕はその行きつく先は「僕の大嫌いな言葉」である
「奈良県だから…」
という言葉に行きつく気がしてなりません。
もう一度繰り返しますが僕はこの言葉が大嫌いです。
なんとなく収まりもいいし、角も立たない。
そして使い勝手もいい。
「奈良県だから」
よくそんな言葉を使う人に言いたいです。
「それ、いつまで言ってるんですか?」
「あなたが頑張れないのは、奈良県のせいですか?」
奈良県はソフトテニスやバドミントンで日本一になっています。
今日も僕達のコートの向かいで、「ALL JAPAN」のロゴを入れた小学生が
ソフトテニスの練習をしていました。
彼らも奈良県ですよ。
なんとなく、「奈良県だから」という言葉を使って逃げるのはやめませんか?
使い勝手がいい。でもね、それって「自分はやってるけど、環境が原因で」という意味で使っていませんか?

「自分はやってるけど、土地柄がね・・・田舎だから」というただの
「奈良県で諦めている人が良く使う」いい訳でしょ?

もうそれやめにしませんか?
ユニークに入ったってことはね。佐藤コーチと僕はそれが出来ないくらい
「環境を整えてやろう」と思ってるんですよ。
今日怒られた子供たちも同じ。
今までは「週2回だから」とか「90分しかないから」とかいういい訳が通じたかもしれませんが
これだけ時間もコートもコーチもボールもあるんですよ。
もういい訳するのはやめにしませんか?
「やる」と決めて、アカデミーに来たんじゃないの?
「弱い自分を変えたい」と思って、うちに来たんじゃないの?
トップを狙いにうちに来たんじゃなの?
そんなことを思い、現実と照らし合わせイライラしました。
今日佐藤コーチから言われていた課題は
「1つの練習を繰り返し長い時間を行うこと」
そうテーマをもらっていました。つまり
「練習に飽きずにどれだけ集中力を持続させられるかの練習」です。
少しづつ本格的な練習に入っていくためのトレーニングです。
その意図通りに見事に集中を切らしてくれました。
今日、集中力を切らしてヘラヘラ、ダラダラしてた4人は「年齢が低いから」とか「まだまだこれからだから」というレベルの選手ではありません。
「集中を切らしている」ということを自覚出来ている人です。
それを自覚しながらも、「周りが…」といういい訳を残している弱さに腹が立ちました。
難しい事を言っている訳じゃない。

やると決めたら、グタグタ言わずにやれ。

・・
明日は午前中のアカデミーの練習にゆかこが入ってくれるそうです。
同じ奈良県で育ち、今年18歳でプロになりました。
みんなとは4~8歳くらいしか変わりません。何が違うのか?
プロから学んで下さい。
野井夕夏子_トルコ02
22:28 | 丸谷コーチ |

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