【下】序盤・中盤・終盤での戦い方をチェックした月例ゲーム練習会
2014年2月4日
ユニークスタイルの下です。
2/2に阿田峯公園にてチャレンジャー強化
育成の子を対象に月例ゲーム練習会を実施しました。
10月からスタートした月例ゲーム練習会。
当初は、試合に慣れるということをテーマにしていました。
4ヶ月が経ち当初のテーマは
クリアされてきていると感じています。
それは、試合の中で
・天候によっての工夫
・自分の状況によっての工夫
が出来てきているからです。
そこで、今回の月例は少しやり方を変えてみました。
様々な場面から始めて試合をしてみました。
具体的には、
・ゲームカウント2-1、1-2
・ゲームカウント4-1、1-4
・ゲームカウント5-4、4-5
から4ゲームをしました。
これは、どんな状況の時にどんなプレーをしたら良いのかを知るためです。
ここで、面白い結果がでたので紹介しておきます。
2-1から始めた試合はほとんどが4-3で終わりました。 4-1から始めた試合は、6-1や6-2で終わってしまいました。
このデータからわかることは、
・始めの3ゲームを2-1や1-2で迎えることが出来れば、競ったゲームになるということ。 ・1-4でゲームを迎えるとほとんど勝てないということ。
4-1で迎えるとほとんど勝てるということ…と言いたかったのですが、それは違うと思います。
今は、挽回する力がないのです。
実力で負けているのではなく、精神力で負けています。
精神力がないから、工夫するアイディアを持てないのです。
それを象徴するシーンがありました。
デュースが何回か続いた場面で、
めっちゃデュース続いてしんどい。
早く終わってほしい。
と言っている選手が数名いました。
ここぞ、のもう一段階ギアを上げないといけないところで
気持ちをプッシュ出来ない。結果負ける。
この流れを変えるためには、
「試合中のその瞬間を指摘し、そのタイミングで声をかけること」だと思っています。
これが通常のレッスン内での試合ではない、月例のメリットです。
試合中のその場で、止めて指摘する。 工夫するアイディアを伝え、その場で修正と、成功体験を積んでもらう。
これが月例で強くなれる一番の理由だと僕は考えます。
試合には、大分慣れてきているし、工夫も出来るようになってきました。
これからの課題も少しづつ見えて来ました。
・始めの3ゲームを終えた時点で、3-0、2-1、1-2でどうしたら迎えられるか? ・ゲームカウントが離れたとしてもそこからどうしたら挽回できるのか?
だと思います。
これについてしっかり考えてみて下さい。
コーチたちは、答えを知っています。
しかし、今回はそれを伝えません。
答えを待つ選手ではなく、考えれる選手になってほしいからです。
考えて自分なりに答えが出た選手は教えて下さい。
それを毎回月例で試していきましょう。
来月は、ダブルス練習とシングルス練習をする予定にしています。
春ジュニア前の試合で試せる最後の機会です。
試合のなかでの戦い方のチェックをしたい方は、参加して下さい。
みんなが求めている関西ジュニア優勝や
全日本ジュニア、全中、インターハイや海外遠征など。
僕は全て経験してきています。 そんな選手としての「勝ちを手繰り寄せる経験」を月例で伝えていきます。
それが僕の仕事です。
追伸
今週の2月9日は関西予選のため佐藤コーチが、試合への帯同のため僕が浄化でのレッスン。
五條での練習会は丸谷コーチが担当します。