【佐藤】去年の夏、チビッ子合宿を終えて ※2014年3月3日のブログより抜粋
2014年8月11日
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2014年3月3日のブログより抜粋
from 佐藤
去年の夏、初めてエントリーチャレンジャークラスのジュニア合宿を行い、
今春、2回目の合宿を行います。
![佐藤卓也_顔写真](http://uniq.blog.tennis365.net/image/blog-sato.jpg)
合宿後の僕のブログを読んでいただければ参考になると思います。
ちびっこ合宿では2つの目標を掲げました。
1.初めての経験をする。
僕は普段の練習でも、ある言葉を無視しています。
「できない」「無理」など、初めから諦めた言葉です。
子供達が「できない」「無理」と発言するのは
【大人の勝手な思い込みと説明不足】が原因だと考えています。
「この子には出来ないだろう…」「この子には説明してもわからないだろう・・・」と、
勝手に思い込んでしまい、大人が先回りしてしまう。
なので、「できない」「無理」などと言えば、
『大人が何とかしてくれる』と思っている子供が多い。
もちろん初めての経験には
予測不能なことがあり、また危険あり「不安」が伴います。
ですが、少しずつ経験することで
危険を察知する能力を身に付け「不安」が解消できます。
なので、大人が手助けすれば簡単にできることでも
子供達だけで時間がかかっても経験させることを重視しました。
その分、説明にも時間をかけました。
それでも失敗をするし、何をしたらいいのか分からない子はいます。
ですが、誰でも初めての経験をする時期が来ます。
それが遅ければ遅いほど、「不安」を持ち続けるでしょう。
僕の経験上、「不安」を持ち続けた子は自信を持つことがなかなかできません。
この「初めての経験」を少しでも多くチャレンジすることが
今回の合宿に参加したジュニアに僕が望んだことです。
![合宿ちび](http://uniq.blog.tennis365.net/image/p100g0579.jpg)
2.いつもより少し頑張る。
ここで言う「頑張る」という意味は
「ガマンする」ということです。
普段の練習では「頑張る」より「楽しむ」を優先し、
テニスコートにいる時間が楽しいと感じてほしいと考えています。
ですが、それだけでは上達ができません。
なので、こうした機会に「頑張る」ことで
変化する自分を経験してもうらおうと考えました。 その課題の「ガマンする」とは「意識し続ける」ことです。
今回の合宿では
3つの基本練習とサービス練習を行いました。
その一つ一つを説明し、目的を持ち、
長い時間、同じ練習を取組みました。
1つの練習に対して
3つぐらい意識する課題を与えました。
●ボールドロップ
課題その1
フォアハンド:左手でシャフトを持つ。右ひじを体から離す。
バックハンド:最後まで両手で振り切る。両肘を体から話す。
課題その2
方向・高さ・深さをコントロールする。
●コーンドリル
課題その1
フットワーク:スプリットステップとサイドステップを使う。
課題その2
バックハンド:左だけで打ち、左腕を使う。
●切り返し
課題その1
フットワーク:ステップアウト
課題その2
フットワーク:フォアサイドのオープンスタンス
●サービス
課題その1
コンチネンタルグリップ
課題その2
テイクバック:左手でシャフトを支える
課題その3
トス:腕を曲げ伸ばししない。(関節を使わない。)
こうした練習を普段の練習で行っても
あまり効率のいい練習は出来ないと思います。
合宿という特別な雰囲気の中だから
子供達は頑張れたのだと思います。
ですが、こうして頑張った経験を持つジュニアがいることで
普段の練習でも出来るようになります。
そうなることで合宿に参加しなかったジュニアにも伝わり、
普段の練習がより良いモノになると考えています。
こうした相乗効果も期待して
合宿に参加したジュニアにはこれからも頑張ってほしいです。
追伸その1
ちびっこ合宿現在、参加者募集中です!メールにてお申込みください!
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