【梅澤】ヒッティングから感じるもの。

梅澤康雄こんにちは。
ユニークスタイルの梅澤です。

11月に入り、気温もグッと下がり、夜は
とても寒いので、選手のみんなは練習後
の体調管理には気をつけてくださいね。

秋の県ジュニアがはじまり、アカデミー
クラスの選手たちも試合に対する気持ち
が高まってきました。

試合前に、選手たち一人ひとりとヒッティ
ングを行うのですが、だいぶ考えて打てっ
ているのがヒッティングの中で感じられる
ようになってきました。

・視野も広くなり、対応力が上手くなった。
・展開の予測によるポジションを変更できる。
・ボールに緩急を付けれるようになった。
・相手に攻めさめないようなボールを打てる。
・スライスやスピンといった球種を混ぜる。
・左右だけではなく、ボディに打ってくる。
ショット自体も以前より、ボールのバウンドが
伸びるようになり、速いボールから少しずつ重い
ボールへと変わってきました。

また、こちらから左右や前後に揺さぶっても、
体がブレにくくなってもきました。

僕から、ガンガンとペースを上げて打つときも
あれば、そこから一気にペースを下げたボールを
打ったり、跳ぶが力のない緩いボールを打つなど、
選手たちが、どう対応するのかチェックします。

以前は、自分の打ちたいボールを打っていましたが、
今は、状況に合わせて打てるようになりました。
精神面でも、夏前よりメンタルコントロールが
よくなり、プレーの中で相手にファイトしていく
ようになりました。

僕が選手一人ひとりとヒッティングをする一番の
目的は、「勝ちたい!」という気持ちを表現でき
ているかを見るためです。
選手とのヒッティングでみんなの勝ちたいより、
1つ上の勝ちたい気持ちを僕はヒッティング中、
選手たちにプレーでぶつけます。

その気持ちの部分で、自分をさらに高められるか?
自分以上の勝ちたい気持ちというプレッシャーを
ぶつけられた時、跳ね返すことができるか?
選手みんな、それぞれの自分の気持ちの出し方や
気持ちのコントロールを見せてくれるようになり、
ボールの力強さ、プレーや動きでプレッシャーを
掛けてくるようになってきました。

これからもどんどん、ショット技術や体力面は
高めていかなくてはいけません。

しかし、自分が本当に勝ちたいと思えているのか?
勝ちに対してこだわれているか?それらをプレーに
最大限に表現できるか?
その上に技術や戦術、体力面があると考えています。
勝ちたいからこそ、技術を学び、戦い方を考え、体を
強くしていき、挑戦し続ける。

それを僕が、みんなの勝ちに対する気持ちの1つ上を
ぶつけることで、勝ちへの気持ちを見せてくれるかを
知ることができました。

あとは、本番でこの気持ちをプレーで表現できるか、
出し切れるかというところです。

そして、調子でテニスするのではなく、勝ちたい
気持ちからくるテニスをしっかりやってほしいと
思います。
アカデミーのみんな!最後まで頑張るぞ!!

 
 
 
22:40 | ■ 梅沢コーチ | タグ:

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