【教えてU先生】試合が近づいたらとてもナーバスになってしまいます。

199 Q、子供より。      試合が近づいたらとてもナーバスになってしまいます。      今は11歳で来年も12歳に出れるのですが、春の大会が負ければ      関西へ続かないことを思うと夜も眠れません。   
  各下のシード選手に負けないように      攻撃するいつものプレイスタイルを変えて、粘った方がいいのか迷っています。      どうしたらいいでしょうか?



A、試合日が近づくにつれ、期待と不安の両方の気持ちが
出てくるのは自然なことです。

本人の中で重要な大会ならばなおさらだと思います。
「今11歳で、負けても来年がある」というのは、もし試合に
負けてしまった時に自分の気持ちを切り替える為の思考であり
試合前や試合当日は「準備」、試合中は「今」に集中すべきだと思います。

  誰だって負けたくはありません。   でも試合前から自分に負けてしまっていたら、試合の中で必ず   自分の弱さ、自信のないプレーになります。
試合前までにどれだけ準備ができたかによって、自分への自信や
プレーの向上にも繋がると思います。

その準備をしっかりしたものにする為に
「自分はどんなプレーをしたいか?」
「どんなプレースタイルがやりたいのか?」といったプレーの表現性を
明確に持つことだと考えます。

攻撃するプレーといっても、様々な攻め方がありまよね。

ストロークで高い打点からの強打だけが攻めではありません。
サーブ&ボレー、アプローチからのネットプレー、ボールが空中で浮いている時に
早いテンポで打つドライブボレー、ライジングショット、ラリー中に
スピンとスライスを混ぜて相手のリズムを崩すなど挙げればきりがありません。

相手とプレーしていく中で、ボールの配球性とポジショニング
スペース(相手コート)を上手く使う、時間の作り方、奪い方を考えながら
自分の攻撃するプレースタイルに工夫をしていけば良いのではないでしょうか?

テニスは対人スポーツです。

時には攻撃ではなく、粘らなければいけない場面もあります。

粘る中で反撃するチャンスをうかがうことだってあります。
試合までに、ショットだけでなく攻め方にも工夫して練習してみて下さい。

あなたには本番までにまだやれる事があると思いますよ。
11:47 | 未分類 | タグ:

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