●大人は負けてもすぐにゲームをする理由とは?

昨日の夜、佐藤コーチとトモくんと、0:30から王将で動けなくなるまでカロリーを摂取した
カロリー王子こと、ユニークスタイルの丸谷です。
丸谷_顔写真 ロンドン五輪のサッカー男子の日本代表が
優勝候補のスペイン代表を10で破りました。
大金星。
国内外のサポーターは歓喜に包まれた。
サッカーの母国を驚かせた。
など、賞賛の声がニュースで飛びかっています。
こういうニュースを聞くと、日本人として、ちょっと誇らしい気分になれたり、
とても嬉しい気持ちになります。
実はこの大金星。
先日行われた闘魂でもありました。
U10シングルスに欠員が出た人数を埋めるために、急遽
チャレンジャークラスの子供に声をかけて出てもらいました。
その2人は5月からテニスを始めたばかり。
もちろん試合もはじえて6ゲームも始めてということもあり
試合の前日にチェンジコートの方法を教えたりしました。
しかし、試合が始まると、勝っていくのです。
みよう、見まねで試合を進めて、気がつけば決勝1位トーナメントに進出。
準決勝まで進出したのです。
野球を長く続けてきた彼は「構えること」を知りません。
というより、まだ佐藤コーチから「構え」どころか、細かい打ち方を習っていません。
ただ2ヶ月半の間、ラリーとポイント練習を繰り返してきました。 本人はテニスにのめり込み、週に1度のテニスからはじめて
回数をどんどん増やして、レッスンがない時間もお母さんと練習をするようになりました。
本人に「努力したか?」ときくと、きっと「してない」と答えると思います。
ただ、「楽しいからたくさんテニスをしただけ」きっとそんな感じだと思います。
これがもし、最初から「テイクバックが・・」「グリップは・・」とガミガミ言って
球出しのドリルでフォームが作れるまでラリーをやらない、という方針だと
ここまでテニスを好きになれたかどうかは、わかりません。
誰でもゲームが大好きです。
大人ですら、仲間内で集まれば、すぐに試合を始めます。
試合に負けて、悔しい思いをして、「サービスを練習しないと」と意気込んでも
2~3日すれば、ケロッと忘れて、また仲間内でゲームばかりを行います。
大人ですら「ゲームが大好き」です。
だったら子供はもっと「ゲームが好き」だと思います。
だからテニスを始めた子供には「テニスの醍醐味」を体感させたげたいと思います。
僕たちはそれは「ゲーム性」だと思っています。
今日は高田市の子供テニス教室でした。
今日は暑かったし、人数も少なかったので、1時間ゲーム形式とラリーをしました。
うまく打つことはできませんが、それでもなんだか楽しそうです。
そんな楽しそうな姿を見ていると、こちらも頬がゆるみます。
楽しむこと。
体育的な視点ではなく、まずはスポーツを楽しめるセンスを養うこと。
これも練習によって養われると思います。
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子供テニス0729
2012年7月28日13:23 | 指導方針

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